オブジェクトをコピー&ペーストするには、次の2通りの方法があります。オブジェクトを選択し、編集»コピーを選択して、編集»貼り付けを選択するか、またはオブジェクトを複製することができます。

以下の手順に従って、オブジェクトを複製します。

  1. 位置決めツールを使用中に<Ctrl>キーを押して、オブジェクトをクリックします。(macOS) <Option>キーを押します。(Linux) <Alt>キーを押します。
  2. キーを押したままオブジェクトをドラッグし、コピーを新しい場所に配置します。

(Linux) 中央マウスボタンでオブジェクトをクリックして、新規の場所にドラッグすることで、オブジェクトを複製することもできます。

ラベルのあるオブジェクトを複製またはコピーすると、LabVIEWは元のオブジェクトの名前をコピーし、数字を追加します。

メモ そのオブジェクトを他のVIにコピーする場合、その説明もコピーされます。新規オブジェクト用に説明を変更する必要がある可能性もあります。

ブロックダイアグラム端子を複製またはコピーすると、新しい端子がブロックダイアグラムに表示されます。元の端子のローカル変数、制御器リファレンス、プロパティノードインボークノードはコピーされません。

ローカル変数または制御器リファレンスをコピー&ペーストすると、端子もコピーされます。ローカル変数または制御器リファレンスを複製すると、元の制御器への新しいリファレンスが作成されます。

ブロックダイアグラムからフロントパネルの制御器をコピーし、新規VIのブロックダイアグラムに貼り付けると、フロントパネルの配置は元のVIの配置と異なります。LabVIEWは左上隅にフロントパネルのオブジェクトを配置して、非表示の領域に重複または表示されることを回避します。

暗示的にリンクされているプロパティノードまたはインボークノードをコピーするか貼り付けると、端子からノードへの接続が解除されます。暗示的にリンクされたノードを複製すると、LabVIEWは新しく暗示的にリンクされたノードを作成します。新規VIにドラッグしてノードを複製すると、LabVIEWは端子からノードの接続を解除します。端子にノードを再度リンクすることもできます。

あるVIからオブジェクトをドラッグして、別のVIに配置することで、選択したオブジェクトをVI間でコピーすることができます。

メモ サブVIをコピーすると、VI階層ウィンドウにクリップボードが表示されます。メモリに存在しないはずのサブVIのコピーが予期せずクリップボードに残っている場合があるため、注意が必要です。