ユーザ定義のカラーを構成する
- 更新日2025-08-27
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カラーパレットのユーザ定義のカラーでフロントパネルの背景とオブジェクトに色を付けて、アプリケーションのVI間で一貫性のある配色を維持します。
ユーザ定義のカラーの名前に関連付けられた色は変更することができます。また、カラーパレットに表示する新規の色を定義することができます。ただし、ユーザ定義のカラーの名前に関連付けられた色を変更した場合、LabVIEWは制御器パレットのオブジェクトにその変更を適用しません。たとえば、LED Onの色をデフォルトの明るい緑色から青に変更し、LED制御器をフロントパネルに配置した場合、制御器のOnの色はデフォルトの明るい緑色になります。
次の手順に従って、カラーパレットに表示されるユーザカラーを変更したり、カラーパレットに表示する新規の色を定義します。
- ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示します。
- カテゴリリストから環境を選択します。
- 色セクションでデフォルトの色を使用チェックボックスからチェックマークを外して、チェックボックス下にリストされている色の名前に関連付けられた色を変更します。色の名前の横のカラーボックスをクリックして、カラーパレットを表示し、新規の色を選択します。
- カスタムカラーボタンをクリックし、ユーザカラーダイアログボックスを表示します。
- 以下のいずれかの方法で、ユーザカラーを構成します。
- 新規の色を定義するには、空のカラー名テキストボックスに名前を入力し、新規の名前の横のカラーボックスをクリックして、その名前に関連付ける色を選択します。ユーザカラーをカラーパレットに表示するには、ユーザ定義のカラーに名前を付ける必要があります。
- カラー名に関連付けられた色を変更するには、カラー名の横のカラーボックスをクリックし、カラーパレットを表示して新規の色を選択します。
- カラーパレットからユーザカラーを削除するには、カラー名を削除します。
- デフォルトのユーザカラーに戻すには、ダイアログボックスのテキストボックスのすべてからカラー名を削除します。
- OKボタンを2回クリックして変更内容を保存します。
システムカラーを表示する
システムカラーはコンピュータにより異なるため、システムカラーを使用するVIには、現在使用しているコンピュータに特有のシステムカラーが反映されます。システムカラーは、システムカラーの上部に表示されるテキストの色と同様に、パネルとオブジェクト、ウィンドウ、ハイライトの外観を定義します。
使用できるシステムカラーを表示する方法
- ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示します。
- カテゴリリストから環境を選択します。
- 色セクションでデフォルトの色を使用チェックボックスをオフにします。
- カラーボックスの1つをクリックしてカラーパレットを表示します。カラーパレットの右下隅にある有効なシステムカラーが表示されます。
ヒント カラーパレットに表示されるシステムカラーを変更するには、コンピュータのオペレーティングシステムのカラーユーティリティを使用します。
システムカラーの詳細については、ni.comを参照してください。