I/O制御器を使用して、DAQデバイス、計測器、その他のデバイスを構成し、デバイスまたは計測器を制御できます。デバイスまたは計測器を構成した後、I/O制御器を構成して、Traditional NI-DAQ (Legacy) の仮想チャンネル、NI-DAQmxリソース (タスク、チャンネル、スケールなど)、IVI論理名、VISAリソース名、FieldPointのI/Oポイント、またはモーションリソース名をI/O VIに渡して、計測器や測定デバイスと通信します。

NI-DAQドライバソフトウェアは、LabVIEWにナショナルインスツルメンツのDAQデバイスの高度なインタフェースを提供します。NI-DMM、NI-SCOPE、NI-FGEN、NI-SWITCHなどのドライバソフトウェアは、LabVIEWにモジュール式計測器の高度なインタフェースを提供します。スタンドアロン計測器との通信には、NI-488.2、NI-VISA、IVI(Interchangeable Virtual Instruments)などのドライバソフトウェアを使用してください。LabVIEW VIは、計測デバイスと通信するドライバソフトウェアに呼び出されます。NI-DAQmxのインストールの詳細は、『DAQスタートアップガイド』を参照してください。

MAXとDAQアシスタントを使用してデバイスおよび計測器を構成する(Windows)

MAXを使用して、以下の項目を構成できます。

  • 従来型NI-DAQ(レガシー)の仮想チャンネル
  • IVI論理名
  • VISAリソース名
  • FieldPoint I/Oポイント
  • モーションリソース名
メモ 複数のプラットフォーム上でMAXにアクセスすることは可能ですが、LabVIEWでのDAQアシスタントのサポートはWindowsに限られます。従来型NI-DAQ(レガシー)はWindows Vistaでは使用できません。

MAXを起動するには、ツール→Measurement & Automation Explorerを選択するか、デスクトップでNI MAXアイコンをダブルクリックします。また、従来型NI-DAQ(レガシー)チャンネル制御器を右クリックし、ショートカットメニューから新規チャンネルを選択することで、フロントパネルから新規の従来型NI-DAQ(レガシー)仮想チャンネルを作成することができます。

メモ Measurement & Automation Explorerオプションは、Measurement & Automation Explorerがインストールされている場合にのみ有効です。

MAXまたは別の構成ユーティリティで構成していない論理名を入力するには、IVI論理名、FieldPoint I/Oポイント、VISAリソース名、またはモーションリソース名制御器を右クリックして、ショートカットメニューから未定義の名称を許可を選択します。未定義の名称を許可プロパティを使用して、IVI論理名制御器をプログラム的に構成し、未定義のIVI論理名を受け入れることもできます。

VISAリソース名またはモーションリソース名制御器を右クリックし、ショートカットメニューから複数の名称を許可を選択し、ユーザが複数のリソース名を入力できるように制御器を構成できます。

DAQアシスタントを使用して、NI-DAQmx対応に以下の項目を作成および構成できます。

  • タスク
  • グローバルチャンネル
  • スケール

NI-DAQmx用にタスク、チャンネル、スケールを構成する詳細は、「NI-DAQmx名前制御器の使用」ブックを参照してください。

その他のユーティリティを使用してデバイスおよび計測器を構成する(Mac OS XおよびLinux)

計測器に対して構成ユーティリティを使用できます。構成ユーティリティの詳細は、計測器のドキュメントを参照してください。また、構成されていないVISAリソース名を渡すようにI/O制御器を構成することができます。