3Dシーン用に光源を構成する
- 更新日2025-08-27
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光源を構成して、表示可能な3Dシーンで太陽光やスポットライトなどの視覚的効果を達成することができます。3Dシーンに3つのタイプの光源 (無限遠光源、位置指定光源、スポットライト) を作成することができます。以下の手順では3Dにどのように無限遠光源を構成するかを説明しますが、同様の手順を使用して位置指定光源およびスポットライトを構成することができます。
以下の手順に従って、3Dシーンの無限遠光源を構成します。
- 3Dシーンを作成するか、または3DピクチャのあるVIを開きます。
- 3Dオブジェクトを3Dピクチャ制御器の端子に接続するワイヤを削除します。
- 描画領域を設定メソッドのリファレンス出力を右クリックし、ショートカットメニューから作成»シーンオブジェクトクラスのメソッド»光»光を追加を選択して、光:光を追加メソッドを作成します。
- 光:光を追加メソッドを描画領域を設定メソッドの右側に追加して、描画領域を設定のリファレンス出力を光:光を追加メソッドのリファレンス入力に配線します。
- 「新規の光」VIをブロックダイアグラムに追加します。
- 「新規の光」VIの光番号入力を右クリックし、作成→定数を選択して、0から7までの数値を入力します。こうすることで光に指標が付けられる、または光を識別する整数が設定されます。8以上の光に指標付けはできません。
メモ 指標が未定義の場合、光源は生成できません。デフォルトでは、LabVIEWは指標0で無限遠光源として光を定義します。指標0で光を構成した場合、構成する光でデフォルトの光が上書きされます。
- 「新規の光」VIの新規の光Refnum出力を右クリックし、ショートカットメニューから作成»シーンの光クラスのプロパティ»方向を選択して、方向プロパティを作成します。
- 「新規の光」VIの右側に方向プロパティを追加し、プロパティを右クリックして、ショートカットメニューからすべてを書き込みに変更を選択します。
- 「新規の光」VIの新規の光Refnum出力を方向プロパティのリファレンス入力に配線します。
- 方向プロパティの方向入力を右クリックし、ショートカットメニューから作成→定数を選択し、光の方向を定義するのに使用するx、y、z座標に定数値を変更します。
- 光: 光を追加メソッドの光入力に方向プロパティのリファレンス出力を配線します。
- 光: 光を追加メソッドのリファレンス出力を3Dピクチャ制御器の端子に配線します。
以下のブロックダイアグラムには、構成された無限遠光源を含む3Dシーンが表示されています。この3Dシーンの方向座標は3Dオブジェクトの下に光源を追加します。

- ブロックダイアグラムでエラー入力およびエラー出力を配線します。
- VIを実行して、3Dシーンを生成します。
3Dシーンの光源を構成するサンプルについては、labview\examples\Graphics and Sound\3D Picture ControlディレクトリのUsing Meshes VIを参照してください。