VIリファレンスを開く」関数のオプション入力には、リファレンス出力の特性や動作を指定する複数のオプションフラグを組み合わせて使用できます。各オプションフラグは、それぞれ固有の16進数値で示されています。オプションフラグは数値表記であるため、複数のオプションフラグを1つの数値に組み合わせて、返されたVIリファレンスの複数の特性を指定できます。

複数のオプションフラグを組み合わせて1つの値にし、「VIリファレンスを開く」関数のオプション入力として使用するには、任意のオプションフラグを使用して次のブロックダイアグラムを作成します。詳細については、次の手順を参照してください。

複数のオプションフラグを1つの値に組み合わせてオプション入力として使用するには、次の手順を実行します。

  1. 「VIリファレンスを開く」関数のリファレンス出力に割り当てる特性を決めます。
    オプションフラグ説明
    0x01修正を記録する
    0x02編集のためにテンプレートを開く
    0x04ユーザに変更の保存を促す
    0x08再入実行を準備する
    0x10見つからないサブVIの検索を促す
    0x20ロードのダイアログボックスを非表示にする
    0x40再入可能VIの同時呼び出しを有効にする
    0x80呼び出して放置を準備
    0x100呼び出して収集を準備
    特定のオプションフラグの詳細については、オプションの表を参照してください。
  2. ブロックダイアグラム上で、希望する特性に対してそれぞれ数値定数を1つ追加します。
    ブロックダイアグラムに追加。 パレットで検索。
  3. 各数値定数を右クリックし、ショートカットメニューから表示項目»基数を選択します。
  4. 基数を右クリックし、ショートカットメニューから16進数を選択します。
  5. 各数値定数の値を希望する特性に対応するオプションフラグに設定します。
  6. ブロックダイアグラムに「複合演算」関数を追加します。
    ブロックダイアグラムに追加。 パレットで検索。
  7. ノードを右クリックして、ショートカットメニューからモードを変更»ORを選択して、演算モードをORに設定します。
  8. サイズ変更ハンドルをクリック/ドラッグして、オプションフラグと同じ数の入力端子が表示されるように「複合演算」関数を拡張します。
  9. 数値定数を「複合演算」関数の入力端子に1つずつ配線します。
  10. 「複合演算」関数の出力を「VIリファレンスを開く」関数のオプション入力に配線します。