デフォルトでは、LabVIEWは数値を計算機のように表示および保存します。数値制御器または表示器では、自動的に指数表記に切り替わる前に最大6桁まで表示されます。LabVIEWで表示される制御器と表示器、デジタル表示、ヒントラベルの桁数は、数値プロパティダイアログボックスの表示形式ページで数表記に切り替わる前に構成することができます。

以下の手順に従って、数値オブジェクトの形式と精度を変更します。

  1. 数値オブジェクトを右クリックし、ショートカットメニューから表示形式を選択して、数値プロパティダイアログボックスの表示形式ページを表示します。
  2. タイプリストボックスから形式を選択します。数値オブジェクトの表記法が浮動小数点の場合、数値を16進数、8進数、または2進数で表示することはできません。
  3. 必要に応じて、および精度のタイプオプションを使用して数値の精度を変更します。選択する精度は値の表示にのみに影響します。内部精度は引き続き表記法に依存します。
メモ 上級編集モードを選択して、直接形式文字列を入力できるテキストオプションを表示します。形式文字列を入力して、制御器の数値精度をカスタマイズします。
  1. デジタル表示の形式と精度を変更するには、適用プルダウンメニューからデジタル表示を選択して、手順2と3を繰り返します。ヒントラベルは、制御器のデジタル表示と同じ形式と精度を使用します。制御器に複数のデジタル表示がある場合、ヒントラベルは現在アクティブな指針やスライダに対応するデジタル表示の形式と精度を使用します。デジタル表示を含む項目に対してのみ、適用プルダウンメニューが表示されます。
  2. OKボタンをクリックします。

また、デジタルプロパティを使用して、形式と精度をプログラム的に構成することができます。