入力配列や入出力配列は、それに配線されている配列からタイプを取得します。フォーミュラノード内でこれらの配列を宣言する必要はありません。ただし、ローカル配列と出力配列はフォーミュラノード内で宣言する必要があります。

C言語と同様に配列は0から始まります。ただし、C言語と異なる点は、LabVIEWでは範囲外の配列要素への代入は処理対象外として扱われるため、代入は行われません。またC言語とは異なり、範囲外の配列要素に対して参照を行うと、LabVIEWは0を返します。配列入力と対応しない限り、フォーミュラノード内で配列出力を宣言する必要があります。この場合、2つの端子は同じ名前でなければなりません。

入力端子が配列の場合、以下の関数を使用して配列の形状を指定できます。

numDim = numberOfDims(inputArr);

firstrowsize = sizeOfDim(inputtArr, 0);

配列操作の例

以下のような一般的な配列宣言を行います。

int16 a[4][7]

このような配列を宣言した後、以下のような代入を行います。

a[3][2]=455;

また、以下のように数式内で配列要素を使用することもできます。

a[0][5]=a[1][6]*3+a[5][0];