フロントパネルおよびブロックダイアグラムにカスタム制御器と表示器を追加するには、制御器エディタウィンドウからカスタム制御器と表示器をドラッグするか、制御器パレットまたは関数パレットでカスタム制御器と表示器を選択します。ブロックダイアグラムにカスタム制御器や表示器を追加すると、カスタム制御器または表示器として同じデータタイプの定数が作成されます。カスタム制御器と表示器を制御器パレットや関数パレットに追加することもできます。

以下の手順に従って、カスタム制御器または表示器を選択して、制御器パレットまたは関数パレットからフロントパネルまたはブロックダイアグラムでその制御器または表示器を追加します。

  1. 制御器パレットの制御器を選択アイコンまたは関数パレットのVIを選択アイコンまたはテキストをクリックして、ファイルダイアログボックスを表示します。
  2. 配置するカスタム制御器または表示器を参照します。
  3. ファイルダイアログボックスでカスタム制御器または表示器をダブルクリックするか、OKボタンをクリックし、カーソル上に制御器または表示器を配置します。
  4. カスタム制御器または表示器をフロントパネルまたはブロックダイアグラムに追加します。
  5. カスタム制御器または表示器のあるVIを保存します。
メモ VIにカスタム制御器または表示器を追加する場合、保存したカスタム制御器または表示器、およびVIのカスタム制御器または表示器のインスタンス間に接続はありません。カスタム制御器または表示器の各インスタンスは、それぞれが独立した複製となります。したがって、カスタム制御器や表示器のファイルに行う変更は、すでにこのカスタム制御器や表示器を使用しているVIには影響を与えません。カスタム制御器や表示器のインスタンスをカスタム制御器や表示器のファイルへリンクする場合、このカスタム制御器や表示器をタイプ定義または指定タイプ定義として保存してください。タイプ定義または指定タイプ定義のすべてのインスタンスは、作成した元のファイルへリンクしています。タイプ定義または指定タイプ定義としてカスタム制御器または表示器を保存する場合、タイプ定義または指定タイプ定義に行うデータタイプの変更のすべては、このタイプ定義または指定タイプ定義を使用するすべてのVIにあるタイプ定義または指定タイプ定義のあらゆるインスタンスに影響します。また、指定タイプ定義に行う外観的な変更は、指定タイプ定義のすべてのインスタンスに影響します。