LabVIEWは最初にメモリ内にあるVIを検索します。メモリ内にVIがあると、LabVIEWはそのバージョンのVIを開きます。VIがメモリにない場合、LabVIEWはVI検索パスを使用してVIを検索します。検索してもVIが見つからない場合は、ファイルダイアログボックスからVIを自由に選択できます。見つからないVIのすべてのインスタンスは選択したVIに置き換えられます。すでにメモリ内にある別のバージョンのVIを開く場合は、バージョンは違う名前でなければなりません。

以下の手順に従って、VI検索パスに新規ディレクトリを追加します。

  1. ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示します。
  2. カテゴリリストからパスを選択します。
  3. パス選択プルダウンメニューからVI検索パスを選択します。
  4. デフォルトを使用チェックボックスをオフにします。
  5. 参照ボタンを使用してファイルダイアログボックスを表示するか、または参照ボタンの右側のプルダウンメニューを使用してパスのリストを表示し、LabVIEW開発環境で検索するディレクトリを選択します。
  6. フォルダの選択ボタンをクリックしてディレクトリを選択します。
  7. ディレクトリを選択すると、参照ボタンの右側のテキストボックスにパスが挿入されます。このテキストボックスでパスを編集できます。パスを選択すると、LabVIEWは通常サブディレクトリ以外のディレクトリを検索します。新規パス項目にアスタリスク(*)を追加することによって、下位階層まで検索を実行できます。たとえば、LabVIEWとそのサブディレクトリを検索するには、LabVIEW/*LabVIEW\*、またはLabVIEW:*と入力します。
  8. 前に挿入後に挿入、または置換ボタンを使用すると、パスリストにディレクトリを追加したり、置き換えたりすることができます。リストの他の場所にパスを再挿入したい場合は、削除ボタンをクリックして、テキストボックス内の削除されたパスを追加します。
  9. 検索パスへの新規ディレクトリの追加が完了したら、OKをクリックします。VI検索パスへ加えられた変更は、LabVIEWの再起動後に有効になります。