変数を使用してデータを保存する
- 更新日2025-03-06
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ローカルまたはグローバル変数を使用して、データをFPGAアプリケーションに保存できます。変数は、書き込まれた最新値のみを保存します。変数から読み取る前に N 回変数に書き込むと、最新値の前の値のN-1回分の値は失われます。変数では、不要な値を削除するために追加のコードを書く必要がないため、集録するデータ値すべてを使用する必要がない場合に適しています。
グローバル変数は、プロジェクトエクスプローラウィンドウのFPGAターゲットの下に表示され、FPGAターゲットで実行される任意のVIからアクセスできます。複数のVIからアクセスする必要のあるデータの格納には、グローバル変数を使用します。単一のVIからのみアクセスする必要があるデータや、再入可能サブVIの各インスタンスごとに保持する必要があるデータを保存する場合に、ローカル変数を使用します。ローカル変数は、単一のVIのみからアクセスできます。ただし、ローカル変数を再入可能サブVIに含める場合、サブVIの各インスタンスには、ローカル変数の新規インスタンスが含まれます。
メモ 同じ変数に複数の読み取りまたは書き込みを含める場合、変数は共有リソースとなります。データの破損およびジッタを防ぐには、単一の変数に対して同時に複数の読み取りまたは書き込み要求を行うことは避けてください。