制限付きおよび使用不可能なLabVIEWの機能

  • ActiveX
  • 条件付きループトンネル
  • ダイアログボックス
  • ファイルI/O
  • 倍精度または拡張精度浮動小数点演算
  • Forループ反復並列化
  • FPGAモジュールに特化されていない数学および信号処理VI
  • 印刷
  • プログラミングメニュー
  • シェア変数 (NI スキャンエンジン対応の一部のターゲットを除く)
  • コンパイル時に固定サイズに決定されない配列
  • 複数次元の配列
  • VIサーバ
  • VIサーバのプロパティとメソッド

その他のLabVIEW機能のサポートはターゲットによって異なります。

多次元配列、またはコンパイル時に固定サイズに決定できない配列

FPGA VIでは1次元配列のみを使用できます。LabVIEWはコンパイル時に配列のサイズを静的に判断する必要があります。必要な場合は、配列指標を右クリックして、ショートカットメニューからサイズを設定を選択することにより、任意の配列定数、制御器、または表示器を固定サイズにすることができます。このオプションはFPGA VIのみで利用可能です。

LabVIEWは、コンパイル時に配列を固定サイズに決定する必要があります。これは、配列の長さや、読み取り/書き込みを行う際に使用する指標など、配列の性質や取り扱いが固定的である必要があることを意味します。たとえば、「部分配列」関数を使用する場合、LabVIEWが部分配列出力の固定サイズを判断できるように、指標および長さ入力は定数である必要があります。定数値を配列関数に直接配線するか、定数の畳み込みを介した値の伝播に依存することができます。

ヒント FPGA上の配列に大量のデータを保存できるため、利用可能なFPGAリソースを簡単に超過できます。FPGAリソースを解放する必要がある場合は、FPGAアプリケーションで配列のサイズを小さくしてください。

シェア変数およびNI スキャンエンジン

シェア変数のサポートは、FPGAターゲットおよびRTコントローラにより異なります。一部のCompactRIO RTコントローラでは、NI スキャンエンジンがサポートされていません。FPGAターゲットおよびRTコントローラの機能については、特定のFPGAターゲットまたはRTコントローラのハードウェアドキュメントを参照してください。