LabVIEW FPGAモジュールは、NIパッケージマネージャまたはLabVIEWプラットフォームメディアを使用してインストールできます。

アプリケーションソフトウェアのサポート

LabVIEW 2024 Q1 FPGAモジュールは、LabVIEW 2024 Q1をサポートしています。LabVIEW FPGAモジュールの以前のバージョンでのアプリケーションソフトウェアサポートについては、それらのバージョンのReadmeを参照してください。

パッケージマネージャを使用してLabVIEW FPGAモジュールをインストールする

パッケージマネージャを使用してNIソフトウェアをインストール、削除、およびアップグレードする方法についてはパッケージマネージャを参照してください。

LabVIEWプラットフォームメディアを使用してLabVIEW FPGAモジュールをインストールする

  1. 管理者または管理者権限を持つユーザとしてログオンします。
  2. LabVIEWプラットフォームメディアを挿入します。LabVIEWプラットフォームメディアを追加注文するには、NIのWebサイトをご参照ください。この製品をNI Software SuiteまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、同梱されているインストールメディアからこの製品をインストールできます。
  3. 画面の指示に従って、以下の順序でソフトウェアのインストールとアクティブ化を行います。
    • LabVIEW
    • FPGAモジュール
    • (オプション) LabVIEW Real-Timeモジュール―LabVIEW Real-Timeモジュールを使用して、NI PXI、NI PXI Express、NI CompactRIO、およびNI Single-Board RIOデバイス上でリアルタイムOS用のプログラムを作成します。この製品の一時ライセンスが提供されます。
    • Xilinxコンパイルツール―LabVIEW FPGA VIをローカルでコンパイルする場合は、これらのコンパイルツールを開発用コンピュータにインストールします。コンポーネントレベルIPを構成ウィザードの使用、IP統合ノードの構成、Xilinx IPの取り込み、または他社製シミュレーションの使用を行う場合は、開発用コンピュータにこれらのツールをインストールする必要があります。使用するデバイスに搭載されているFPGAチップおよびインストールするツールの適切な組み合わせについては、ハードウェアのドキュメントを参照してください。Xilinxの各コンパイルツールでサポートされているNIハードウェアの詳細については、Info Codeの使用でInfo Codeに「XilinxCompileTools」と入力してください。
      • Windows用Xilinxコンパイルツール―Windowsコンピュータ上でFPGA VIをコンパイルする場合は、これらのコンパイルツールをインストールします。Windowsで推奨されるコンパイルツールはVivado 2021.1です。ISEコンパイルツールはWindows 10ではサポートされていません。
        メモ Virtex-IIデバイス上でIP統合ノードを構成するか、コンポーネントレベルIPを構成ウィザードを使用する場合は、ISE 14.7用Xilinxコンパイルツールもインストールする必要があります。Xilinx IPとシミュレーションエクスポートはVirtex-II FPGAデバイスではサポートされていません。
      • (オプション) FPGA Compile Farm Server―FPGA Compile Farm Serverを使用して、複数のリモートコンピュータに複数のFPGA VIのコンパイルジョブを割り振ります。
        メモ LabVIEW FPGA Compile Cloud Serviceを使用して、クラウド環境で複数のコンピュータにコンパイルジョブをオフロードすることによって、開発の効率化を図ることができます。
      • デバイスドライバ―デバイスドライバには、ほとんどのFPGAターゲット用のドライバソフトウェアが含まれています。追加または別途必要なデバイスドライバについては、FPGAターゲットハードウェアのドキュメントを参照してください。
    インストーラは、プログラムファイルおよびドキュメントをLabVIEWディレクトリにインストールする他に、Xilinxのツールからx:\NIFPGAディレクトリにファイルを保存します。xは、LabVIEWがインストールされたドライブです。FPGAモジュールは、これらのファイルを使用してFPGAターゲット上で実行するコードにFPGA VIをコンパイルします。

リモートコンパイルファームサーバまたはコンパイルワーカを設定する

LabVIEWプラットフォームメディアを使用してFPGA Compile Farm Serverをインストールすることで、コンパイルを専用のコンピュータに分散できます。コンパイルを管理するには、使用するリモートコンピュータに別途FPGA Compile Farm Serverをインストールする必要があります。また、リモートコンパイルワーカに使用するコンピュータにXilinxコンパイルツールをインストールすることも必要です。Xilinxの各コンパイルツールでサポートされているNIハードウェアの詳細については、Info Codeの使用でInfo Codeに「XilinxCompileTools」と入力してください。
  • Windows―リモートコンピュータでFPGA Compile Farm Serverを設定する情報については、Info Codeの使用でInfo Codeに「FPGAkb1rcs」と入力して参照してください。
  • Linux―リモートコンパイルワーカの設定に関する情報は、『FPGA Module Xilinx Compilation Tools for Linux Readme』を参照してください。
NIは、クラウド環境で複数のコンピュータにコンパイルジョブをオフロードすることで開発の効率化を図ることを可能にする、LabVIEW FPGA Compile Cloud Serviceを提供しています。LabVIEW FPGAコンパイルクラウドの詳細については、『NI LabVIEW FPGA Compile Cloud Service』を参照してください。