以下の一覧は、ホストVIを使用して、シミュレーションI/Oを使用してシミュレーションモードで実行されるFPGA VIと通信する際の注意事項です。

  • FPGA VIと通信するには、ホストVIをWindowsオペレーティングシステム搭載の開発用コンピュータで実行する必要があります。シミュレーションI/Oを使用する場合は、RTターゲットでホストVIを実行できません。
  • FPGA VIの実行場所によってホストVIで実行するコードを切り替えるには、「メソッドをインボーク」関数の「FPGA VI実行モードを取得」メソッドを使用します。
  • 「アップキャスト」関数、「ダイナミックFPGAインタフェースキャスト」関数および「メソッドをインボーク」関数の中断、リセット、ダウンロードメソッドは、FPGA VIがシミュレーションモードで実行されている場合はサポートされません。これらの関数またはメソッドを使用すると、VIはランタイムエラーを返します。
  • ダイレクトメモリアクセス（DMA）FIFOは、ホストVIまたはFPGA VIのいずれかが実行中に有効です。両方のVIの実行が終了すると、DMA FIFOですべてのデータが失われます。
  • 割り込みは、FPGA VIの実行中のみに有効です。FPGA VIの実行が終了すると、割り込みデータは失われ、ホストインタフェースの待機中の関数は直ちに返ります。
  • 「メソッドをインボーク」関数を使用してDMA FIFOを読み取る場合、FPGA VIはFPGAターゲットで実行される場合ほど速くシミュレーションモードで実行されないため、関数がより頻繁にタイムアウトする可能性があります。
  • 「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数を使用してリファレンスを閉じ、FPGA VIを停止し、シミュレーションモードで実行されるFPGA VIをリセットするためには、FPGA VIを実行する前にFPGA VIのフロントパネルウィンドウを閉じる必要があります。「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数を使用して、シミュレーションモードで実行されるFPGA VIをリセットせずにホストリファレンスを閉じる場合は、FPGA VIを実行する前にFPGA VIのフロントパネルウィンドウを開く必要があります。