ビルド仕様バージョンを取得 (パス)

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ビルド仕様のバージョン情報を取得します。このVIは、メジャー、マイナー、修正およびビルドバージョン番号を返します。これらの番号は、ビルド仕様のプロパティダイアログボックスのバージョン情報ページのバージョン番号に対応します。

このVIでバージョン情報を取得できる対象は、スタンドアロンアプリケーション、インストーラ、.NET interopアセンブリ、パックライブラリ、共有ライブラリ、およびソース配布です。

メモインストーラビルド仕様に含まれている情報は、メジャー、マイナー、および修正バージョン番号のみです。

Zipファイルのバージョン情報を取得しようとすると、このVIはエラーを返します。

入力/出力

プロジェクトへのパス —

プロジェクトへのパスには、ビルド仕様が含まれているLabVIEWプロジェクトファイル (.lvproj) の完全パスを指定します。

ビルド仕様の名前 —

ビルド仕様の名前には、バージョン情報を取得したいビルド仕様の名前を指定します。ビルド仕様のバージョン情報を取得するために、プロジェクトエクスプローラウィンドウのビルド仕様の下に表示される名前を入力してください。

ターゲット名 (マイコンピュータ) —

ターゲット名には、ビルド仕様が格納されているターゲットを指定します。デフォルトのターゲットは、マイコンピュータです。

エラー入力 (エラーなし) —

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

エラー出力 —

エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

ビルド仕様バージョン —

ビルド仕様バージョンは、ビルド仕様のバージョン情報を返します。

メジャー —

メジャーには、メジャーバージョンを指定します。この番号は、大幅な機能変更を反映して増分される場合があります。

マイナー —

マイナーには、マイナーバージョンを指定します。この番号は、メジャーバージョン番号と似ており、マイナーな機能変更を反映するために増分される場合があります。

修正 —

修正には修正バージョン番号を指定します。この番号は、バグ修正などの小さな変更で増分される場合があります。

ビルド —

ビルドにはビルド番号を指定します。この番号は、毎晩のビルドを反映して増分される場合があります。

以下のダイアグラムは、このVIが、夜間の自動ビルドプロセスを管理するために「ビルド仕様バージョンを設定」VIおよび「ビルド」VIとどのように連携するかの一般的な使用例を示しています。


	ビルド仕様バージョンを取得―プロジェクトパスまたはプロジェクトリファレンスを読み取った後、メジャー、マイナー、修正およびビルドバージョン番号を取得します。
	In Place要素ストラクチャ―「ビルド仕様バージョンを取得」VIが返したメジャー、マイナー、修正、およびビルドバージョン番号を読み取り、ビルドバージョン番号だけを増分します。
	ビルド仕様バージョンを設定―新しいバージョン情報を増分されたビルド番号に設定します。
	ビルド―新しいバージョン情報を使用して新しいビルド出力を作成します。