SMTP EメールVIを使用して、データやファイルの添付を含むEメールを送信できます。このEメール送信には、簡易メール転送プロトコル (SMTP) が使用されます。SMTPサーバとTLS (Transport Layer Security) を使用して通信することにより、セキュリティを強化できます。また、SMTPクライアントの認証情報を指定できます。しかし、SMTP EメールVIを使用して情報を受け取ることはできません。

メモ SMTP EメールVIは、UTF-8でエンコーディングされたEメールを送信します。

「Eメールを送信」Express VIを使用すると、LabVIEWから指定した受信者リストに手早くEメールを送信できます。しかし、ヘッダを構成したり、TLS設定を設定したり、ファイルを添付したりしたい場合は、標準のSMTP EメールVIを使用して、高度な設定でEメールを送信するように構成できます。

標準のSMTP EメールVIは、ブロックダイアグラム内でSMTPクライアント設定を維持するために、SMTPクライアントハンドルを使用します。Eメール構成を設定するには、個々のVIを使用します。クライアントハンドルが不要になったときには、システムリソースを解放するために、「ハンドルを閉じる」VIを使用してクライアントハンドルを閉じます。

このパレットにあるVIは、SMTP Eメール応答コードを返します。

1つのVIで複数のSMTP Email VIを使用してメールを送信する例については、 labviewexamplesの「Data Communication」の ページを参照してください。


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