波形属性を追加または置換します。属性には任意のデータタイプを使用できます。


icon

入力/出力

  • cmsdt.png 波形

    波形は、属性を追加または置換する波形です。

  • cstr.png 名前

    名前は属性の名前です。

  • cunclst.png

    は属性の値です。この入力は多態性なため、任意のデータを配線できます。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • imsdt.png 波形出力

    波形出力は、新規属性または属性が置換された波形です。

  • ibool.png 置換

    置換は、属性が上書きされたかどうかを示します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 名前に入力された属性がすでに存在する場合は、新規のは属性を上書きし、置換がTRUEになります。名前に入力された属性が存在しない場合は、新しい属性が作成されます。一部の属性はNI-DAQおよびExpress VIによって設定されます。

    NI-DAQによって設定された波形属性は以下の表のとおりです。

    名前属性データタイプ有効値説明
    ハードウェアデバイス番号NI_DeviceNumber文字列NI_DeviceNumberには任意の値を使用できます。NI_DeviceNumberは波形を生成するハードウェアのデバイス番号です。
    チャンネル名NI_ChannelName文字列NI_ChannelNameには任意の値を使用できます。NI_ChannelNameは波形を生成する仮想チャンネルの名前です。
    デジタルライン名NI_LineNames文字列NI_LineNamesには任意の値を使用できます。NI_LineNamesは波形のデジタルラインの名前です。複数のデジタルラインの場合、関数はライン名を逆の順に返します。
    データ単位NI_UnitDescription文字列ボルト、PSIなどは、NI_UnitDescriptionの有効値です。NI_UnitDescriptionは波形の測定単位です。

    Express VIによって設定された波形属性は以下の表のとおりです。

    名前属性データタイプ有効値説明
    開始タイムスタンプNI_ExpStartTimeStampタイムスタンプNI_ExpStartTimeStampには任意の値を使用できます。NI_ExpStartTimeStampは、最初の波形の最初のサンプルのタイムスタンプです。Express VIでは、波形データがループ内で生成される場合でも、VIの開始時に1回設定され、変更されません。Express VIでは、NI_ExpStartTimeStampは波形がNI-DAQで生成される場合を除き、PCのクロックに基づいて設定されます。波形がNI-DAQで生成される場合は、NI-DAQでNI_ExpStartTimeStampが設定されます。
    タイムスタンプNI_ExpTimeStampタイムスタンプNI_ExpTimeStampには任意の値を使用できます。NI_ExpTimeStampは、波形の最初のサンプルのタイムスタンプです。Express VIでは、NI_ExpTimeStampは波形がNI-DAQで生成される場合を除き、PCのクロックに基づいて設定されます。波形がNI-DAQで生成される場合は、NI-DAQでNI_ExpTimeStampが設定されます。
    X次元NI_ExpXDimension文字列NI_ExpXDimensionの値には1文字を使用します。時間にはt、周波数にはfの使用のみが現在サポートされています。NI_ExpXDimensionに使用する値は大文字と小文字を区別します。NI_ExpXDimensionの値はtで、t0とdtは変更されません。NI_ExpXDimensionの値がfの場合は、Express VIはt0とdtをf0とdfとして解釈します。その他の値または不明な次元では、t0、dtは、X0、dxとして解釈されます。
    相対時間?NI_ExpIsRelativeTimeブールNI_ExpIsRelativeTimeの有効値はTRUEまたはFALSEです。NI_ExpXDimensionがtの場合のみ、Express VIは相対/絶対タイムスタンプ値としてt0を設定します。
    メモ Express VIではNI-DAQによって設定された属性も使用します。波形がNI-DAQで生成されない場合、Express VIはNI_ChannelNameを追加します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Waveform\Waveform - Create.vi