波形属性設定関数
- 更新日2025-07-30
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波形属性を追加または置換します。属性値には任意のデータタイプを使用できます。

入力/出力
名前に入力された属性がすでに存在する場合は、新規の値は属性を上書きし、置換がTRUEになります。名前に入力された属性が存在しない場合は、新しい属性が作成されます。一部の属性はNI-DAQおよびExpress VIによって設定されます。
NI-DAQによって設定された波形属性は以下の表のとおりです。
| 名前 | 属性 | データタイプ | 有効値 | 説明 |
| ハードウェアデバイス番号 | NI_DeviceNumber | 文字列 | NI_DeviceNumberには任意の値を使用できます。 | NI_DeviceNumberは波形を生成するハードウェアのデバイス番号です。 |
| チャンネル名 | NI_ChannelName | 文字列 | NI_ChannelNameには任意の値を使用できます。 | NI_ChannelNameは波形を生成する仮想チャンネルの名前です。 |
| デジタルライン名 | NI_LineNames | 文字列 | NI_LineNamesには任意の値を使用できます。 | NI_LineNamesは波形のデジタルラインの名前です。複数のデジタルラインの場合、関数はライン名を逆の順に返します。 |
| データ単位 | NI_UnitDescription | 文字列 | ボルト、PSIなどは、NI_UnitDescriptionの有効値です。 | NI_UnitDescriptionは波形の測定単位です。 |
Express VIによって設定された波形属性は以下の表のとおりです。
| 名前 | 属性 | データタイプ | 有効値 | 説明 |
| 開始タイムスタンプ | NI_ExpStartTimeStamp | タイムスタンプ | NI_ExpStartTimeStampには任意の値を使用できます。 | NI_ExpStartTimeStampは、最初の波形の最初のサンプルのタイムスタンプです。Express VIでは、波形データがループ内で生成される場合でも、VIの開始時に1回設定され、変更されません。Express VIでは、NI_ExpStartTimeStampは波形がNI-DAQで生成される場合を除き、PCのクロックに基づいて設定されます。波形がNI-DAQで生成される場合は、NI-DAQでNI_ExpStartTimeStampが設定されます。 |
| タイムスタンプ | NI_ExpTimeStamp | タイムスタンプ | NI_ExpTimeStampには任意の値を使用できます。 | NI_ExpTimeStampは、波形の最初のサンプルのタイムスタンプです。Express VIでは、NI_ExpTimeStampは波形がNI-DAQで生成される場合を除き、PCのクロックに基づいて設定されます。波形がNI-DAQで生成される場合は、NI-DAQでNI_ExpTimeStampが設定されます。 |
| X次元 | NI_ExpXDimension | 文字列 | NI_ExpXDimensionの値には1文字を使用します。時間にはt、周波数にはfの使用のみが現在サポートされています。NI_ExpXDimensionに使用する値は大文字と小文字を区別します。 | NI_ExpXDimensionの値はtで、t0とdtは変更されません。NI_ExpXDimensionの値がfの場合は、Express VIはt0とdtをf0とdfとして解釈します。その他の値または不明な次元では、t0、dtは、X0、dxとして解釈されます。 |
| 相対時間? | NI_ExpIsRelativeTime | ブール | NI_ExpIsRelativeTimeの有効値はTRUEまたはFALSEです。 | NI_ExpXDimensionがtの場合のみ、Express VIは相対/絶対タイムスタンプ値としてt0を設定します。 |
メモ Express VIではNI-DAQによって設定された属性も使用します。波形がNI-DAQで生成されない場合、Express VIはNI_ChannelNameを追加します。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Waveform\Waveform - Create.vi
波形
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名前
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値
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エラー入力 (エラーなし)
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波形出力
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置換
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エラー出力
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