NI システム構成 20.5 APIリファレンス

システムイメージを設定 (VI)

  • 更新日2023-02-21
  • 10分で読める
インストールパッケージ: NI システム構成

システムイメージファイルまたはフォルダ (システムのプライマリハードドライブに含まれるコンテンツおよびソフトウェアのコピー) を適用します。イメージをシステムに適用すると、イメージがキャプチャされたときの状態にシステムを復元することができます。

「システムイメージを設定」VIは、新しいイメージを適用する前に、ターゲットから既存のファイルを削除します。

メモ  リモートシステム上の特定のソフトウェアのみをアップグレードしたい場合は、「スタートアップをインストール」VIを使用します。
minibutton.gif  ブロックダイアグラムに配置 minibutton.gif  関数パレットを表示

システムイメージ (ファイル) を設定

指定されたターゲットシステムのプライマリハードドライブのコンテンツすべてを「システムイメージを作成」VIで作成したイメージファイルと置換します。

Set System Image (File)

cstr.gif

暗号パスフレーズ は、イメージの機密情報を含む部分の暗号化に使用するパスフレーズを指定します。

cbool.gif

自動再起動 ターゲットのブートフローの要求に応じて、操作の前後にシステムを再起動します。ターゲットのブートフローでセーフモードにするか、操作後に再起動する必要がある場合に、ターゲットを自動的に再起動しないことを選択すると、操作は失敗します。

cio.gif

セッション入力は、イメージを受け取るシステムのシステムrefnumを指定します。

cpath.gif

ソースファイル は、ローカルコンピュータのターゲットディスクイメージファイルの名前と場所を指定します。

cu32.gif

ネットワーク設定 は、ターゲットに適用するネットワーク設定を指定します。

すべてのネットワークアダプタをリセット (0)

すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。イメージのネットワーク設定は無視されます。

プライマリを維持、他をリセット (1)

プライマリネットワークアダプタ上の既存の設定を保持してその他すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。イメージのネットワーク設定は無視されます。

すべてのネットワークアダプタを維持 (2)

すべてのネットワークアダプタの設定を維持します。イメージのネットワーク設定は無視されます。

プライマリを維持、他に適用 (3)

(デフォルト) ターゲット上のプライマリネットワークアダプタの設定を保持し、イメージの設定をその他すべてのネットワークアダプタに適用します。

プライマリに適用、他をリセット (4)

イメージの設定をターゲット上のプライマリネットワークアダプタに適用し、その他すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。

プライマリに適用、他は維持 (5)

イメージの設定をターゲット上のプライマリネットワークアダプタに適用し、その他すべてのネットワークアダプタの既存の設定を保持します。

すべてのネットワークアダプタに適用 (6)

イメージのすべてのネットワーク設定をすべてのネットワークアダプタに適用します。

cerrcodeclst.gif

エラー入力 (エラーなし) は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、 標準エラー入力 として機能します。

cbool.gif

元のシステムのみは、ターゲットシステムのMACアドレスがイメージ作成に使用した元のシステムと同じであることを検証します。TRUEを選択すると、イメージを最初に作成した全く同一のターゲットからのイメージを回復できます。デフォルトではこのオプションはFALSEです。

c1dstr.gif

ファイルおよびディレクトリブラックリスト は、ターゲットイメージから除外するファイルおよびフォルダのリストを指定します。ブラックリストにあるファイルはイメージからターゲットにコピーされず、ターゲットから削除されることもありません。

たとえば、以下のシナリオについて検証します。

  • イメージには、ファイルA、B、C、Dが含まれます。
  • ターゲットには、ファイルA、B、E、Fが含まれます。
  • ユーザブラックリストには、ファイルA、C、E、Gが含まれます。

結果

  • ターゲット上のファイルAは、イメージ内にあってもブラックリストに入っているため変更されません。
  • イメージのファイルBは、ターゲット上のファイルに上書きされます。
  • イメージのファイルCは、ブラックリストに入っているためターゲットに書き込まれません。
  • イメージのファイルDは、ターゲットに書き込まれます。
  • ターゲットのファイルEはイメージの一部ではありませんが、ブラックリストに入っているため削除されません。
  • ターゲットのファイルFは、イメージの一部でないため削除されません。
  • ブラックリスト内のファイルGは、イメージまたはターゲットのいずれにも含まれていないため無視されます。
iio.gif

セッション出力はシステムのrefnumを返します。

ierrcodeclst.gif

エラー出力 はエラー情報を返します。この出力は、 標準エラー出力 として機能します。

システムイメージ (フォルダ) を設定

指定されたターゲットシステムのプライマリハードドライブのコンテンツすべてを「システムイメージを作成」VIで作成したイメージフォルダと置換します。

Set System Image (Folder)

cstr.gif

暗号パスフレーズ は、イメージの機密情報を含む部分の暗号化に使用するパスフレーズを指定します。

cbool.gif

自動再起動 ターゲットのブートフローの要求に応じて、操作の前後にシステムを再起動します。ターゲットのブートフローでセーフモードにするか、操作後に再起動する必要がある場合に、ターゲットを自動的に再起動しないことを選択すると、操作は失敗します。

cio.gif

セッション入力は、イメージを受け取るシステムのシステムrefnumを指定します。

cpath.gif

ソースフォルダ は、ローカルコンピュータのターゲットディスクイメージフォルダの名前と場所を指定します。

cu32.gif

ネットワーク設定 は、ターゲットに適用するネットワーク設定を指定します。

すべてのネットワークアダプタをリセット (0)

すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。イメージのネットワーク設定は無視されます。

プライマリを維持、他をリセット (1)

プライマリネットワークアダプタ上の既存の設定を保持してその他すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。イメージのネットワーク設定は無視されます。

すべてのネットワークアダプタを維持 (2)

すべてのネットワークアダプタの設定を維持します。イメージのネットワーク設定は無視されます。

プライマリを維持、他に適用 (3)

(デフォルト) ターゲット上のプライマリネットワークアダプタの設定を保持し、イメージの設定をその他すべてのネットワークアダプタに適用します。

プライマリに適用、他をリセット (4)

イメージの設定をターゲット上のプライマリネットワークアダプタに適用し、その他すべてのネットワークアダプタを工場出荷時のデフォルトにリセットします。

プライマリに適用、他は維持 (5)

イメージの設定をターゲット上のプライマリネットワークアダプタに適用し、その他すべてのネットワークアダプタの既存の設定を保持します。

すべてのネットワークアダプタに適用 (6)

イメージのすべてのネットワーク設定をすべてのネットワークアダプタに適用します。

cerrcodeclst.gif

エラー入力 (エラーなし) は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は、 標準エラー入力 として機能します。

cbool.gif

元のシステムのみは、ターゲットシステムのMACアドレスがイメージ作成に使用した元のシステムと同じであることを検証します。TRUEを選択すると、イメージを最初に作成した全く同一のターゲットからのイメージを回復できます。デフォルトではこのオプションはFALSEです。

c1dstr.gif

ファイルおよびディレクトリブラックリスト は、ターゲットイメージから除外するファイルおよびフォルダのリストを指定します。ブラックリストにあるファイルはイメージからターゲットにコピーされず、ターゲットから削除されることもありません。

たとえば、以下のシナリオについて検証します。

  • イメージには、ファイルA、B、C、Dが含まれます。
  • ターゲットには、ファイルA、B、E、Fが含まれます。
  • ユーザブラックリストには、ファイルA、C、E、Gが含まれます。

結果

  • ターゲット上のファイルAは、イメージ内にあってもブラックリストに入っているため変更されません。
  • イメージのファイルBは、ターゲット上のファイルに上書きされます。
  • イメージのファイルCは、ブラックリストに入っているためターゲットに書き込まれません。
  • イメージのファイルDは、ターゲットに書き込まれます。
  • ターゲットのファイルEはイメージの一部ではありませんが、ブラックリストに入っているため削除されません。
  • ターゲットのファイルFは、イメージの一部でないため削除されません。
  • ブラックリスト内のファイルGは、イメージまたはターゲットのいずれにも含まれていないため無視されます。
iio.gif

セッション出力はシステムのrefnumを返します。

ierrcodeclst.gif

エラー出力 はエラー情報を返します。この出力は、 標準エラー出力 として機能します。

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