NI システム構成 20.5 APIリファレンス

パラメータでエラーの標準機能を使用する

  • 更新日2023-02-21
  • 3分で読める

VIおよび関数など、多くのLabVIEWノードにはエラー管理に使用できるエラー入力パラメータが含まれています。これらのパラメータは、通常、同じ標準の機能を提供します。ノードが異なるパラメータ機能を保証する場合、例外として、そのノードの参考資料に記載されています。

メモ  エラー処理VIなど、ノードの一部には、標準エラー入力機能を提供しない、標準のエラー入力クラスタ要素が含まれているエラー入力パラメータがあります。

標準エラー入力機能は以下のとおりです。

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。デフォルトはエラーなしです。このノードの実行する前にエラーが発生した場合、ノードはエラー入力の値をエラー出力に渡します。このノードは通常、ノード実行前にエラーがない場合にのみ実行されます。このプロパティノードの実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。「シンプルエラー処理」VIまたは「一般エラー処理」VIを使用して、エラーコードの説明を表示します。例外処理の制御器を使用して、通常のエラーをエラーなしとして処理するか、または警告をエラーとして処理します。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、1つのノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

エラー入力には以下のクラスタ要素が含まれます。

ステータスは、このノードの実行前にエラーが発生した場合はTRUE (X)、警告を示すか、このノードの前にエラーが発生していない場合はFALSE (チェックマーク) になります。デフォルトはFALSEです。
コードはエラーコードまたは警告コードです。デフォルトは0です。ステータスがTRUEの場合、コードエラーコードになります。ステータスがFALSEの場合、コードは0または警告コードです。
ソースは、エラーまたは警告が発生した場所を示し、ほとんどの場合、エラーまたは警告が発生したノードの名前です。デフォルトは空の文字列です。

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