niSwitchスキャントリガを構成
- 更新日2025-10-06
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「niSwitchスキャンリストを構成」によって作成された スキャンリストに対してスキャントリガを構成します。
スイッチモジュールがスキャンをサポートしているかどうかを確認するには、 デバイスを参照してください。
このVIは、スイッチが入力トリガをいつ受信してスキャンリストの前方に進むかを設定します。また、スキャンリストのエントリを完了した後でスキャンアドバンス信号を生成する位置も設定します。

入力/出力
スキャン遅延 (0.0s)
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スキャン遅延は、スイッチデバイスがパスを作成した後、スキャンアドバンス出力チャンネルをアサートするまで待機する最小時間を指定します。NI-SWITCHはこの値を使用して スキャン遅延プロパティを設定します。スキャン遅延は整定時間に加算されます。 デフォルト値: 0.0 (秒)
計測器ハンドル
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計測器ハンドルは、「niSwitch初期化 (トポロジ指定)」、「niSwitch初期化 (オプション付)」、または「niSwitch初期化」VIで確立された特定のNI-SWITCHセッションを識別します。
トリガ入力 (外部)
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トリガ入力は、スキャン中にスイッチモジュールで使用するトリガソースを指定します。 NI-SWITCHはこの値を使用して トリガ入力プロパティを設定します。デフォルト値は「外部」です。 スイッチモジュールは、スキャンリストでセミコロンに遭遇すると、特定位置でトリガを待機します。トリガが発生すると、スイッチデバイスはスキャンリストの次のエントリに進み、トリガ入力で指定された場所からのトリガを待ちます。
スキャンアドバンス出力 (外部)
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スキャンアドバンス出力 (外部)は、スキャンアドバンス出力トリガ信号用の出力端子を指定します。NI-SWITCHはこの値を使用して スキャンアドバンス出力プロパティを設定します。デフォルト値は「外部」です。 スイッチはスキャンリストの各エントリを処理した後、スキャン遅延で指定された時間だけ待機し、その後スキャンアドバンス出力で指定されたラインにトリガをアサートします。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラー状態を示します。この入力は標準のエラー入力機能を提供します。
計測器ハンドル出力
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計測器ハンドル出力は、「niSwitch初期化 (トポロジ指定)」、「niSwitch初期化 (オプション付)」、または「niSwitch初期化」VIで確立された特定のNI-SWITCHセッションを識別し、その後に続くすべてのNI-SWITCH呼び出しで使用されます。
エラー出力
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エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は標準のエラー出力機能を提供します。 |
詳細
同期スキャンでは、スキャンアドバンス出力を「なし」に設定し、トリガ入力を定義します。ハンドシェイクでは、トリガ入力およびスキャンアドバンス出力を設定する必要があります。
トリガは通常SCXIまたはPXIのトリガバス、スイッチモジュールのフロントコネクタ端子、またはスイッチモジュール後部のAUXコネクタ (別名は後部コネクタで、SCXIのみに対応) から生成されます。
フロントまたは後部コネクタからトリガに直接ケーブル接続されていないモジュールをスキャンする場合、「niSwitchトリガ入力を経路設定」VIおよび/または「niSwitchスキャンアドバンス出力を接続」VIを使用してケーブル接続されたモジュールのトリガをバックプレーンラインの1つに経路設定することができます。これらのVIを使用してバックプレーンにトリガを経路接続する場合、「niSwitchスキャントリガを構成」VIを呼び出すときにバックプレーンのトリガ位置を指定します。トリガソースにケーブル接続されているモジュールの場合も同様に指定します。
スキャン遅延 (0.0s)
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計測器ハンドル
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トリガ入力 (外部)
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エラー入力 (エラーなし)
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計測器ハンドル出力
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エラー出力
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