垂直レンジおよびオフセット
- 更新日2025-12-09
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垂直レンジは、デジタイザが入力コネクタで測定可能なピーク-ピーク電圧範囲です。通常デジタイザには、複数の垂直レンジの選択肢があります。
垂直オフセットは、垂直レンジの中心となる電圧です。垂直オフセットは、任意のDC値に垂直レンジを配置します。このオフセットを使用すると、入力信号の小さな変化を把握することができるため、測定確度を上げることができます。
たとえば、次の図に示す 0.75 V~1.25 Vを出力する波形を集録するとします。垂直オフセットを使用しない場合は、波形をキャプチャするために 2.5 V (±1.25 V) のレンジを指定する必要があります。