トリガホールドオフ
- 更新日2025-12-09
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トリガホールドオフは、デジタイザがトリガを実行できない調整可能な期間です。NI高速デジタイザは、トリガホールドオフを使用して、2つの基準トリガ間の最短時間を保証します。この機能は、トリガの間隔が把握されており、トリガに対してそれほど多くのサンプル数が必要でない場合に便利です。この場合、ホールドオフの設定で、効率的にオンボードメモリを割り当て、入力波形の不必要な部分に対してトリガすることを防ぐことが可能です。各デバイスはこの機能を実行するために、ソフトウェアでプログラム可能なオンボードカウンタを使用します。ホールドオフカウンタがデクリメントしている間、基準トリガは無視されます。ホールドオフカウンタがゼロになると、デバイスは次の基準トリガのためにアームされます。トリガホールドオフをサポートする各デバイスには、各デバイスの仕様書に記載されている最小ホールド値があります。
メモ トリガホールドオフは、すべてのデジタイザではサポートされていません。一部のデジタイザは、指定された時間でのトリガホールドオフまたはトリガ遅延のみを許可します。トリガホールドオフをサポートしているデジタイザについては、「デバイスがサポートする機能」を参照してください。
ホールドオフの動作方法は、各デバイスで異なります。特定のデジタイザにおける詳細は、そのデバイスのヘルプセクションを参照してください。