分解能
- 更新日2025-12-09
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分解能は、デジタイザが識別できる最小入力電圧変動です。分解能は、フルスケールの比例または割合としてビット(LSB)で表されます。たとえば、12ビットの分解能を持つシステムでは、1/4096の分解能で、フルスケールの0.0244%です。
分解能は、測定の精度を制限します。分解能(ビット数)が高くなるほど、測定の精度が向上します。8ビットADCは入力アンプの垂直レンジを256の離散レベルに分割します。垂直レンジが10 Vの場合、8ビットのADCでは39 mV未満の電圧差を識別できません。これと比較して、離散レベルが16,384である14ビットADCは、最小610 µVの電圧差を識別することができます。
| ビット数 | 分解能 | % FS |
|---|---|---|
| 8 | 1/256 | .390 |
| 10 | 1/1024 | .0976 |
| 12 | 1/4096 | .0244 |
| 14 | 1/16384 | .0061 |
| 16 | 1/65536 | .0015 |
以下の図は、LSBが5/8 Vの分解能を持つ、5 V垂直レンジ、3ビットADCを示します。