NI-SCOPEには、デバイスの機能を示すいくつかのサンプルアプリケーションが含まれており、独自のアプリケーションの対話式ツール、プログラミングモデル、基本構成要素として使用することができます。

NIサンプルファインダ

NIサンプルファインダは、カテゴリに分類されているサンプルプログラムを参照および検索するためのユーティリティです。たとえば、「SCOPE」で検索するとすべてのNI デジタイザ信号発生器のサンプルが検索されます。各サンプルプログラムの説明と互換性のあるハードウェアモデルがわかります。また、特定のハードウェアモデルと互換性のあるすべてのサンプルプログラムを参照することもできます。

LabVIEWおよびLabWindows/CVIのNI サンプルファインダを参照するには、ヘルプサンプルの検索を選択し、ハードウェア入力と出力モジュール式計測器NI-SCOPEに移動します。

サンプルプログラムがインストールされる場所

ソフトウェアアプリケーション サンプルプログラムがインストールされる場所
LabVIEW <LabVIEW>¥examples¥instr¥niScope、ここでの<LabVIEW>は、システムにインストールされている特定バージョンのLabVIEWのディレクトリです。
LabWindows/CVI Program Files\IVI Foundation\IVI\Drivers\niScope\Examples\CVI
ANSI CまたはMicrosoft Visual C/C++ <NIDocDir>¥NI-SCOPE¥examples、ここで<NIDocDir>は、次のディレクトリのいずれかです。
  • Windows 8/7/Vista: Users¥Public¥Documents¥National Instruments
  • Windows XP—Documents and Settings\All Users\Shared Documents\National Instruments

一般的なNI-SCOPEサンプル

NI-SCOPEサンプル 説明
niScope EX Getting Started.vi このサンプルは、NI-SCOPEドライバのセッションを開き、「自動設定」VIを使用してセッションプロパティを最適構成し、集録されたチャンネルデータを表示します。
niScope EX Quick Start.vi このサンプルは、NI-SCOPEセッションを開いて構成し、集録タイプおよびトリガモードを含むNI-SCOPEの機能のほぼ全ての構成を試すことが可能です。推奨されている入力信号を使用すると、ほとんどの構成で有効な結果が返されるように設計されています。
niScope EX Configured Acquisition.vi このサンプルは、デジタイザの垂直軸、水平軸、およびトリガなどの全てのプロパティを各集録の前に構成します。このサンプルプログラムでは、集録タイプやトリガモードなど、NI-SCOPEの機能のほぼすべての構成を試すことができます。
niScope EX Fetch Forever.vi このサンプルは、停止ボタンが押されるまで連続的にデータをフェッチします。
niScope EX Stream to Disk.vi このサンプルは、連続集録をディスクへストリーミングします。
niScope EX Advanced Measurement Library.vi このサンプルでは、波形処理およびフィルタなどの上級測定ライブラリ関数を使用します。
niScope EX Multi-Device Configured Acquisition (TClk).vi また、複数のデジタイザをNI-TClkを使用して同期します。