属性および属性関数
- 更新日2025-12-09
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属性は、LabVIEWではプロパティと呼ばれ、パラメータの基本となります。たとえば、「水平軸タイミングを構成」関数の「最小ポイント数」パラメータは、「水平軸最小ポイント数」、「水平軸最小サンプリングレート」、「水平軸レコード数」、「水平軸レコード基準位置」属性によって構成されています。属性および属性関数には追加コードが必要で、エラーチェック機能に制限があるため、以下の場合を除いて属性の使用はできるだけ避けてください。
- NI-SCOPEに、必要な属性を設定するための高レベル関数がない場合。
- 1度に1つの変数を変更する必要がある場合。属性は、関数やパラメータとは異なり、1度に1つの変数の変更が可能です。NI-SCOPEは、効率的に前の設定をキャッシュするため、1度に1つの変数のみが変更された場合に関数を使用しても、パフォーマンスの負担にはなりません。
属性は、波形測定に頻繁に使用されます。
属性にアクセスする
LabVIEWでは、NI-SCOPEのパレットからプロパティノードをブロックダイアグラムに配置することによって、属性を検索することができます。
CおよびVisual Basicでは、「Set Attribute」および「Get Attribute」関数を使用して属性にアクセスすることができます。