周波数の配列および持続時間の配列から周波数リストを作成します。2つの配列の要素数は同じである必要があります。VIは、周波数リストを認識するハンドルを返します。このハンドルを「niFgen周波数リストを構成」VIに渡して、信号発生器が生成する周波数リストを指定します。

メモ  このVIを呼び出す際は、信号発生器の状態が生成中ではないことを確認する必要があります。
メモ このVIを呼び出す前に、「niFgen出力モードを構成」VIを使用して、出力モードパラメータを周波数リストに設定する必要があります。

周波数リストは、周波数および持続時間のリストから構成されています。信号発生器は、指定された時間の各周波数を生成した後に、次の周波数に移動します。信号発生器は、リストの最後に到達すると、リストの先頭に戻ります。


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入力/出力

  • c1ddbl.png 周波数配列

    周波数配列には、周波数リストを形成する周波数の配列を指定します。

    配列には、周波数リスト長パラメータで指定した値以上の要素数が含まれている必要があります。周波数配列の各要素には、周波数が繰り返される時間を示す持続配列要素が含まれています。

    単位: Hz

  • civrn.png 計測器ハンドル

    計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するために使用します。

    計測器ハンドルは、「niFgen初期化」VI、「niFgen初期化 (オプション指定) 」VI、または「niFgen初期化 (チャンネル指定) 」VIから取得されます。

  • ci32.png 周波数リスト長

    周波数リスト長を指定すると、周波数リストのステップ数を制御します。

    値は、信号発生器で使用可能な最小および最大周波数リスト長の間である必要があります。最小および最大シーケンス長は、「niFgen周波数リスト機能をクエリ」VIの最小周波数リスト長および周波数リスト最大ステップ数パラメータから取得できます。

    周波数配列および持続時間配列パラメータのか1つが指定される場合、周波数リスト長以上の長さである必要があります。

  • ci32.png 波形

    波形は、信号発生器で生成する標準波形を指定します。NI-FGENは、 波形プロパティにこの値を設定します。

    入力値 波形タイプ
    0 正弦波
    1 方形波
    2 三角波
    3 ランプアップ
    4 ランプダウン
    5 DC
    6 ノイズ
    7 ユーザ
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。

    デフォルト値: エラーなし

  • c1ddbl.png 継続時間配列

    継続時間配列は、周波数リストを形成する持続時間の配列を指定します。配列には、周波数リスト長パラメータで指定した値以上の要素数が含まれている必要があります。継続時間配列の各要素には、対応する周波数配列要素が含まれ、対応する周波数を生成する時間 (秒) を示します。

    単位:

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIに渡します。

  • ii32.png 周波数リストハンドル

    周波数リストハンドルは、信号発生器が生成する周波数リストのハンドルを指定します。

    niFgen周波数リストを作成」VIを使用して、複数の周波数リストを作成できます。このVIは、各リストを識別するためのハンドルを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。