組込UIを使用して、RTターゲットVIのフロントパネルを表示または制御する
- 更新日2025-02-20
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RTターゲットに接続されているディスプレイデバイスのRTターゲットで実行中のVIのフロントパネルを表示することができます。さらに、RTターゲットのフロントパネルの制御を譲渡して、RTターゲットに直接接続されている入力デバイスを使用して、フロントパネルのオブジェクトを操作することができます。
フロントパネルを表示する
組込UIを使用してフロントパネルを表示するには、以下の手順に従ってください。
- ディスプレイデバイスをRTターゲットに接続します。マウスやキーボードなどの他のUIデバイスを接続することもできます。
- RTターゲットで組込UIを有効にします。
- RTターゲットをLabVIEWプロジェクトに追加します。
- RTターゲットの下のプロジェクトエクスプローラウィンドウにVIを追加します。
- プロジェクトエクスプローラウィンドウでRTターゲットのVIを右クリックし、デプロイを選択します。
- ホストコンピュータからVIを実行します。
RTターゲットに接続されているディスプレイデバイスにVIのフロントパネルが表示されます。これでフロントパネルを表示できるようになりましたが、この段階では、RTターゲットに接続されている入力デバイスを使用して、フロントパネルのオブジェクトを操作することはできません。ホストコンピュータのフロントパネル制御をRTターゲットに譲渡するには、次のセクションの手順を完了してください。
フロントパネルを制御する
RTターゲットへのVIのデプロイが完了したら、以下の手順に従ってフロントパネルの制御を組込UIに譲渡します。
- 必要に応じて、ホストコンピュータからVIを実行して、組込UIのフロントパネルを表示します。
- プロジェクトエクスプローラウィンドウでRTターゲットを右クリックし、接続解除を選択します。
これで、組込UIを使用して、フロントパネルの制御器、表示器、メニュー項目の操作をしたり、VIの停止および実行ができるようになりました。
ヒント スタンドアロンのアプリケーションにRTターゲットVIのフロントパネルを組み込み、これをRTターゲットにデプロイした場合も、組込UIを使用して、RTターゲットのフロントパネルの表示と制御を行うことができます。