LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

FLルールを作成 VI

  • 更新日2023-02-21
  • 4分で読める

FLルールを作成 VI

1つ上のパレット: ルールVI

インストールパッケージ: 開発システム

ファジーシステム用のルールを作成します。また、ルールエディタ変数ページを使用して、ルールを対話的に作成することもできます。

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前件部接続子には、このVIが集計されたルール前件部の真理値の計算方法を指定します。

0AND(最小)―このVIが前件部のメンバーシップの最小の度合いを使用することを指定します。
1AND(積)―このVIが前件部のメンバーシップの度合いの積を使用することを指定します。
2OR(最大)―このVIが前件部のメンバーシップの最大の度合いを使用することを指定します。
3OR(確率的)―このVIが前件部のメンバーシップの度合いの確率的合計を使用することを指定します。ファジー論理コントローラは、確率的合計を (A + B) – (A * B) という式により計算します。ここで、ABは前件部です。
前件部には、ルールの前件部(IF部分)を指定します。各前件部は、入力言語変数の指標、言語要素内の入力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、変数または言語要素が作成された順序に対応します。

FL前件部を作成」VIで作成したルール前件部の配列を作成するには、「配列連結追加」関数またはループを使用します。次にその配列をこの入力に配線します。
サポートの度合いには、ルールに適用する重み(0~1)を指定します。デフォルトは1です。ルールの重みを計算するには、サポートの度合いと集計されたルール前件部の真理値を乗算します。
エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
後件部には、ルールの後件部(THEN部分)を指定します。各後件部は、出力言語変数の指標、言語要素内の出力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、変数または言語要素が作成された順序に対応します。

FL後件部を作成」VIで作成したルール後件部を要素にもつ配列を作成するには、「配列連結追加」関数またはループを使用します。次にその配列をこの入力に配線します。
後件部の含意演算には、このVIがルールの重みに基づいて出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールするために使用する含意演算方法を指定します。

0最小―含意演算方式として最小を使用することを指定します。
1―含意演算方式としてを使用することを指定します。
ルールは、指定した前件部、後件部、その関係を含んだルールを返します。
エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

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