アプリケーションおよびライブラリのビルドと配布

コードは、パッケージにビルドすると開発環境の内外で共有および実行できます。

アプリケーションは、連携された機能やタスクのグループを実行するために設計されたプログラムです。

ライブラリは、VI、タイプ定義、クラス、およびその他のサポートファイルなどのソースファイルの集合です。

アプリケーション、ライブラリ、またはカスタムパレットを作成するには、アプリケーションまたはライブラリドキュメント (.gcomp) を使用します。各ドキュメントには、VI、メニュー、およびテキストファイルなどのソースファイルが含まれています。

アプリケーションまたはライブラリをビルドしてカスタマイズするには、次のいずれかの手順を実行します。

  1. アプリケーションまたはライブラリを作成します。
    オプション説明
    アプリケーションを作成する 実行ファイルを作成するには、アプリケーションドキュメント (.gcomp) を作成し、ソースファイルをドキュメントに追加し、アプリケーションを実行ファイルにビルドします。
    ライブラリを作成する ライブラリドキュメント (.gcomp) を使用し、ソースファイルを追加してライブラリまたはアドオンライブラリを作成します。
    メモ CLIからライブラリをビルドすることもできます。
  2. オプション: 文字列をローカライズするダイアログボックスなど、実行時に表示されるオブジェクトの文字列をローカライズするには、文字列ディクショナリファイルにカスタムエントリを追加し、「ローカライズされた文字列を取得」ノードを使用して文字列をプログラム的に取得します。
  3. オプション: ライブラリを最適化する―コマンドラインインタフェース (CLI) を使用して、ライブラリファイルのパフォーマンスを最適化する定義済みのコマンドを実行します。
  4. オプション: 実行ファイルを作成する―アプリケーションを実行ファイルにビルドします。
    メモ 実行ファイルを実行するターゲットには、LabVIEWランタイムエンジンがインストールされている必要があります。
  5. ファイルをパッケージ化する―アプリケーションまたはライブラリをパッケージまたはパッケージインストーラにパッケージ化します。
  6. オプション: LabVIEW NXGにプロジェクトを追加する―アドオンライブラリの使用法を説明するLabVIEW NXGプロジェクトを、サンプルまたはテンプレートとしてLabVIEW NXGに追加します。