全極小検索1D
- 更新日2025-07-30
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所定の区間の所定の関数のすべての局所極小値を求めます。

入力/出力
確度
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確度は、最小値の確度を制御します。2つの連続した近似値の差が確度の値以下になると、このメソッドは停止します。デフォルト値は1.00E-8です。
ステップタイプ
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ステップタイプは、関数値に使用する間隔を制御します。ステップタイプが0 (固定関数) の場合、等間隔の関数値を表します。1 (修正関数) の場合は、最適なステップサイズを表します。通常、変形関数を使用すると、より正確な極小が得られます。デフォルトは0です。
アルゴリズム
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アルゴリズムはVIで使用するメソッドを指定します。デフォルトは 0 です。
開始
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開始は、区間の開始ポイントです。デフォルトは0.0です。
終了
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終了は、区間の終了ポイントです。デフォルトは1.0です。
フォーミュラ
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フォーミュラは、調査中の関数を表す文字列です。フォーミュラには、任意の数の変数を含めることができます。
極小
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極小は、区間 (開始値、最終値) 内で検出されたすべてのフォーミュラの極小値の配列です。
f(極小)
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f(極小)は、極小点での関数値です。
ティック
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ティックは、すべての演算に要する時間(ミリ秒)です。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
メモ 関数の極大値を検出する場合、–関数を入力として使用する必要があります。–f(極小値)は正しい最大関数値です。
「全極小値検索1D」VIは、所定の区間(開始, 終了)内の極小値のすべてを検出します。 f(x) = cos(x²) のすべての極小値1次元を見つけるには、フロント・パネルに以下の値を入力する:
- 開始: -1.0
- 終了: 6.0
- フォーミュラ: cos(x^2)
以下の図は、f(x)のプロットを示します。プロット上の四角形は極小値の位置です。

メモ 開始または終了の値が最小値に近い場合は、変更された関数のステップタイプを使用します。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Mathematics\Optimization\1D Explorer.vi
確度
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ステップタイプ
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フォーミュラ
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極小
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ティック
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エラー
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