Zが2D配列である、XYZによって定義されたルックアップテーブルに基づいて、選択された補間方法を使用して、2次元補間を実行します。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

メモ

XYxiyiが1D配列の場合、2次元補間を実行します。


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入力/出力

  • ci32.png 方法

    方法には、補間方法を設定します。

    0最短―現在のxiyi値に最も近いXY値に対応するZ値を選択します。補間値は、最も近いデータポイントに設定されます。
    1双線形XおよびYに接続しているラインセグメント上のポイントに対して補間値を設定します。
    2双3次―最も近い16個のXYZデータポイントを網羅し、補間面の最初の偏微分と2次混合微分が確実に連続的になるように双3次面からの補間ポイントを生成します。
    3双3次スプライン―3次補間多項式の最初と2番目の偏微分が、データポイントでも連続していることを保証します。
  • c2ddbl.png Z

    Zは、独立変数の集計された値の2D配列です。

  • c1ddbl.png X

    Xは、最初の独立変数の集計された値の1D配列です。すべての補間方法において、Xは単調である必要があります。

    Xが空でない場合、Xの長さはZの列数と等しくなければなりません。Xが空の場合、このVIは、[0, 1, …, N – 1]としてXを処理します。ここで、NZの列数を示します。

  • c1ddbl.png Y

    Yは、2番目の独立変数の集計された値の1D配列です。すべての補間方法において、Yは単調である必要があります。

    Xが空でない場合、Yの長さはZの行数と等しくなければなりません。Yが空の場合、このVIは、[0, 1, …, M – 1]としてYを処理します。ここで、MZの行数を示します。

  • c1ddbl.png xi

    xiは最初の独立変数の値の1D配列で、従属変数ziの補間値がそれらの値において計算されることになります。

  • c1ddbl.png yi

    yiは2番目の独立変数の値の1D配列で、従属変数ziの補間値がそれらの値において計算されることになります。

  • ci32.png n回

    n回は補間ポイントの場所を決定します。各X要素と各Y要素間の補間は、繰り返されるn回です。xiまたはyiにデータを配線する場合、このVIはn回を無視します。

  • i2ddbl.png zi

    ziは、xiyi独立変数値に対応する補間値の出力2D配列です。

  • i2ddbl.png 使用したxi

    使用されたxiは、最初の独立変数の値の2D配列で、従属変数ziの補間値がそれらの値において計算されます。

    データをxiに配線する場合、使用されたxiは未変更のxiを返します。それ以外の場合、使用されたxiは、Xの2つの隣接する要素間に均等分布している2ntimes – 1ポイントの行を含み、使用されたxiにある行数が使用されたyiにある行数に等しい配列を返します。

  • i2ddbl.png 使用したyi

    使用されたyiは、従属変数ziの補間値が計算される、2番目の独立変数の値の2D配列です。

    データをyiに配線する場合、使用されたyiyiを返します。それ以外の場合、使用されたyiは、Yの2つの隣接する要素間に均等に配置された2ntimes – 1ポイントの列を含み、使用されたyiにある列数が使用されたxiにある列数に等しい配列を返します。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • このVIは、表形式のXYZの値 (2つの独立変数と1つの従属変数) を受け取り、xiyiの各位置に相対する補間値ziを計算します。また、XYxiyiの値をそれぞれ特定し、このXYの相対位置を使用して、Zのその相対位置にある補間値ziを計算します。

    このVIでは、4つの異なる補間方法から選択できます。

    以下の図では、xiyiは座標が補間されるように指定する2D配列です。つまり、zim, nという座標は、(xim, n, yim, n)となります (mnxiyiziの指標)。 X and Y are 1D arrays that specify the coordinates of Z. i and j are the indices of X and Y, respectively. Zは対応する依存変数を表す2D配列で、赤いドットはzim, nの位置を指定します。

    最短法

    最短法は、 (xim, n, yim, n)に最も近い点を検出し、Z内の対応するzをzim, nにコミットします。上記の図では、zim, n = zi, j + 1です。

    双線形補間法

    双線形法は、「1D補間」VIの線形法の拡張です。双線形法は、2回x軸上で1D線形補間を計算し、以下の図に示す青いドットによって表されるa点とb点を返します。このVIは次に、以下の図に示すabを連結するラインセグメントによって表されるy軸上で1D線形補間を計算し、zim, nを返します。

    双3次補間法

    双3次法を使用して、グリッドの四角形内で補間を実行します。この方法は、補間された曲面、それらの最初の偏微分、および2次混合微分がすべて連続であることを確実にします。

    双3次補間法の詳細については、数学に関する関連ドキュメントトピックの「Numerical Recipes in C++」を参照してください。

    双3次スプライン補間法

    双3次スプライン法は、「1D補間」VIの3次スプライン法の拡張です。この方法は、3次スプライン法を使用して、1つの軸上で補間を実行し、次に同じ方法で他の軸上で補間を実行します。双3次スプライン法により、補間多項式の最初と2番目の微分が必ず連続的になります。

    双3次スプライン補間法の詳細については、「数学に関する関連ドキュメント」トピックの「Numerical Recipes in C++」を参照してください。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Interpolation\2D Interpolation.vi