エラーリングを使用すると、NIエラーコードまたはカスタムエラーコードを迅速に選択してVI全体に伝達できます。

エラーリングを標準エラーメッセージを返すように構成したり、一度だけ使用するカスタムエラーメッセージを作成できます。エラークラスタのソース文字列には、デフォルトでトップレベルVIから現在のVIまでの呼び出しチェーンが含まれます。

メモ VIでの不要な実行時間を短縮するには、エラーリングをエラーリングが報告するエラー条件が満たされた場合にのみ実行されるケースストラクチャ内に配置します。

(Real-Timeモジュール) 呼び出しチェーンを除外すると、リアルタイムアプリケーションでのジッタの発生が減少します。RTターゲットで実行されるVIではエラーリングを使用することはできません。


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入力/出力

  • ierrcodeclst.png error out

  • 構成されたエラーリングは以下のようになります。

    エラーリングは以下の部分から構成されます。

    セクション説明
    エラーと警告を切り替えます。
    エラーに呼び出しチェーンを含めるかどうかを示します。
    6:LabVIEWエラーの説明エラーの説明を表示または非表示にするには、エラーリングを右クリックして、ショートカットメニューから表示項目»エラー説明テキストを選択します。
    メモ 説明には、%sや%Tなどの形式指定子を含めることができます。詳細については、エラーリングからカスタムエラーコードを定義するを参照してください。
    エラーを選択ダイアログボックスを起動します。

    エラーを選択すると、エラーリングのアイコンをクリックしてタイプ (エラーまたは警告) を変更したり、呼び出しチェーンを含めるかどうかを変更したりできます。また、エラー・リングを右クリックし、ショートカット・メニューから[ エラーを生成]、[ 警告を生成]、[ コール・チェーンを含める]、または[ コール・チェーンを除外 ]を選択することで、エラー・タイプとコール・チェーンのオプションを切り替えることができます。