夾角の確認 (配列)
- 更新日2025-07-30
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1つまたは複数の入力角度が反時計方向の範囲内かどうかを確認します。
いずれかの角度入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

入力/出力
角度単位
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角度単位は、VIの入出力角度の単位を指定します。
角度入力
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角度入力は、確認する入力角度のセットを指定します。角度入力の要素は、開始角度と終了角度の要素に一致します。
開始角度
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開始角度は、範囲の開始となる角度のセットを指定します。範囲は、開始点から反時計回りに設定されます。
終了角度
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終了角度は、範囲の終わりとなる角度のセットを指定します。終了角度の要素の単位は、開始角度の要素と同じでなければなりません。 角度入力、開始角度、終了角度の要素数は同じでなければなりません。同じでない場合は、VIからエラーコード-20002が返されます。
出力角度範囲
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出力角度範囲は、出力角度の範囲を指定します。角度が範囲の一方の端を超えた場合、回転角度は反対側へ継続します。
角度を強制
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角度を強制は、角度入力の範囲外にある場合に、角度出力が範囲内であるかどうかを確認します。FALSEの場合、角度出力は、角度入力と同じ値を返します。TRUEの場合、角度出力の値は範囲の開始角度または終了角度に最も近い角度の値を返します。 角度を強制は、角度入力が範囲内の場合は作用しません。
角度出力
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角度を強制がFALSEの場合、角度出力は角度入力の要素を返します。角度を強制がTRUEであり、かつ角度入力の対応する要素が開始角度と終了角度の範囲内である場合も、角度出力は角度入力を返します。 角度を強制がTRUEで角度入力の対応する要素が範囲外である場合、VIは角度出力の要素を各範囲の最も近い角度に強制します。
範囲内?
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範囲内?は、角度入力が開始角度と終了角度の間の範囲かどうかを返します。
エラー
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エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
以下の図は、開始角度から終了角度までの範囲内にある入力角度の例を示しています。

以下の図は、開始角度から終了角度までの範囲外にある入力角度の例を示しています。

上の図の例で、このVIを使用して角度が範囲に含まれるかどうかを確認すると、角度を強制がTRUEの場合、角度出力を開始角度に強制されます。
角度単位
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角度入力
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出力角度範囲
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角度を強制
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角度出力
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範囲内?
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エラー
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