ギブンズ回転を一連のポイントに適用します。

x 入力およびy 入力に配線するデータタイプにより、使用する多態性のインスタンスが決まります。


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入力/出力

  • ci32.png yInc

    VIは、yIncに基づいて、y inの要素をスキップするかどうかを決定します。デフォルトは「1」で、この場合、VIはy inの要素をスキップしません。

    メモ 1以外の値をyIncに配線した場合、VIは配線する値の倍数の指標を含む要素のみを使用します。yIncが0よりも小さい場合、VIはy入力の要素の順序を逆転します。xIncは0以外の数値である必要があります。
  • ci32.png xInc

    VIは、xIncに基づいて、x inの要素をスキップするかどうかを決定します。デフォルトは「1」で、この場合、VIはx inの要素をスキップしません。

    メモ 1以外の値をxIncに配線した場合、VIは配線する値の倍数の指標を含む要素のみを使用します。xIncが0よりも小さい場合、VIはx入力の要素の順序を逆転します。xIncは0以外の数値である必要があります。
  • c1ddbl.png x入力

    x入力は、2要素ベクトルのセットのx要素を含む実ベクトルです。

  • c1ddbl.png y入力

    y入力は、2要素ベクトルのセットのy要素を含む実ベクトルです。

  • cdbl.png c

    cはギブンズ回転のcパラメータを指定します。

    rotg-ギブンズ回転パラメータ」VIを使用して、cの値を取得できます。

  • cdbl.png s

    sはギブンズ回転のsパラメータを指定します。

    rotg -ギブンズ回転パラメータ」VIを使用して、sの値を取得できます。

  • i1ddbl.png x出力

    x出力は、回転後の2要素ベクトルのセットのx要素を含む実ベクトルです。

  • i1ddbl.png y出力

    y出力は、回転後の2要素ベクトルのセットのy要素を含む実ベクトルです。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • ヒント 一連のジブン回転操作を行う場合、 ジブン回転の 代わりに高速ジブン回転を使用すると、より良いパフォーマンスが得られることを考慮してください。また、高速ギブンズ回転はQR分解の計算にも使用できます。

    BLAS関数の詳細については、BLAS (Basic Linear Algebra Subprograms/基本線形代数サブプログラム) Webサイトnetlib.orgを参照してください。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Linear Algebra\QR decomposition update by Givens rotation.vi