実行列条件数
- 更新日2025-07-30
- 3分で読める
入力行列の条件数を計算します。入力行列入力にデータを配線して自動的に使用する多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

入力/出力
入力行列
—
ノルムタイプが2ノルムの場合、入力行列は矩形行列にすることもできます。ノルムタイプが2ノルムでない場合、入力行列は平方行列でなければなりません。
ノルムタイプ
—
ノルムタイプは、条件番号を計算するのに使用されるノルムタイプを示します。
条件数
—
条件数は、所定のノルムに対して求められた条件の数です。2ノルムの場合、条件数は入力行列の最大特異値と入力行列の最小特異値の比率です。
エラー
—
エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。 |
条件数は、cを以下のように定義します。
c = ||A||p||A–1||pここで、||A||pは入力行列のノルムです。pの値を変えると、異なるノルムタイプが定義されるだけでなく、pによって異なるタイプの条件数演算が定義されます。
2ノルムの条件数の場合、cはAの最大の特異値とAの最小の特異値との比です。
行列の条件数により、データ内の誤差に対する連立1次方程式の解の感度が測定されます。条件数は、行列を反転した結果および1次方程式を解いた結果の確度を示します。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Mathematics\Linear Algebra\Linear Algebra Calculator.vi
入力行列
—
ノルムタイプ
—
条件数
—
エラー
—