実シルベスター行列式

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シルベスター行列式を解きます。A、B、およびC入力に配線するデータタイプにより、使用する多態性のインスタンスが決まります。

入力/出力

操作A —

操作Aは、シルベスター行列式の行列 A でVIが実行する操作を指定します。


0	転置なし (デフォルト)―op(A) = A
1	転置―op(A) = Aの転置

A —

Aには、シルベスター行列式の行列 A が含まれます。Aは正方行列、または正準シューア型の上疑似三角行列でなければなりません。

B —

Bには、シルベスター行列式の行列 B が含まれます。Bは正方行列、または正準シューア型の上疑似三角行列でなければなりません。

C —

Cには、シルベスター行列式の行列Cが含まれます。

符号 —

符号はシルベスター行列式の解を返します。


0	正 (デフォルト)―op(A)X + Xop(B) = aC
1	負―op(A)X – Xop(B) = aC

操作B —

操作Bは、シルベスター行列式の行列 B でVIが実行する操作を指定します。


0	転置なし (デフォルト)―op(B) = B
1	転置―op(B) = Bの転置

行列タイプ —

行列タイプは、AとBのタイプです。

AとBのタイプを指定して、Xの計算速度を向上させ、不要な計算を回避します。


0	一般
3	上三角 (デフォルト)

X —

Xはシルベスター行列式の解を返します。

スケール —

スケールはシルベスター行列式のスケール係数aを返します。

不安定 —

不安定は、VIにより式を解くために不安定な値が使用されたかどうかを示します。不安定がTRUEの場合、固有値AとBは共通または閉じており、シルベスター行列式の解が一意でないことを表します。

エラー —

エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

シルベスター行列式は以下の式によって解くことができます。

op(A)X + Xop(B) = aC

または

op(A)X – Xop(B) = aC

ここで、op(A)はAまたは行列Aの共役転置、op(B)はBまたはBの共役転置、aはXのオーバーフローを回避するのに使用するスケール係数です。

シルベスター行列式は、λ±β≠0の場合にのみ一意解を持ち、λとβはそれぞれAと Bの固有値で、符号（＋または-）は解きたい方程式によって異なります。シルベスター行列式の解が固有でない場合、このVIは不安定をTRUEに設定して、正確な解を返さない場合があります。