集計された点x[i]でスプラインインターポラント関数g(x)の2次導関数を含む長さnの配列インターポラントを返します。ここで、i = 0, 1, …, n–1 です。


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入力/出力

  • c1ddbl.png Y

    Yは、従属値の配列です。Xの要素数がYの要素数と異なる場合、このVIは出力インターポラントを空の配列に設定して、エラーを返します。

  • c1ddbl.png X

    Xは、独立値の配列です。Xの要素数がYの要素数と異なる場合、このVIは出力インターポラントを空の配列に設定して、エラーを返します。

  • cdbl.png 初期境界値

    初期境界値は、x[0]における補間関数g(x)の1次導関数、g'(x[0])です。デフォルトは1.00E+30で、このVIに自然スプライン用に初期境界値条件を設定させます。

    g(x)の定義についての詳細は、スプラインインターポラントの詳細を参照してください。

  • cdbl.png 最終境界値

    最終境界値は、x[n – 1], g'(x[n – 1]) における補間関数g(x)の1次導関数 g'(x[n ? 1]) です。デフォルトは1.00E+30で、このVIに自然スプライン用に最終境界値条件を設定させます。

  • i1ddbl.png インターポラント

    インターポラントは、ポイント x[i], i = 0, 1, …, n – 1 における補間関数 g(x) の2次導関数です。

    Interpolantを スプライン補間 VIの入力として使用すると、 x0 x<xn- 1の任意の値で yを 補間することができます。

  • ii32.png エラー

    エラーは、VIからのエラーまたは警告を返します。エラーは「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線して、エラーコードまたは警告をエラークラスタに変換できます。

  • 入力配列XおよびYnの長さで、x0 < x1 < … < xn - 1の以下の式に示される表関数を含みます。

    f(xi) = yi

    補間関数g(x) は、以下の公式の区分的関数です。

    関数pi(x)は、以下の条件を満たす必要がある3次多項式です。

    1. g(xi) = yi = pi(xi)
    2. g(xi) = yi = pi – 1(xi)
    3. i = 1, …, n – 2での1および2次導関数で、各内点xiは連続です。
      1. g'(xi) = p'i(xi) = p'i - 1(xi)
      2. g"(xi) = p"i(xi) = p"i – 1(xi)

    3番目の状態では、以下の式が得られます。

    =

    ここで、i = 1, …, n – 2を示します。この式では、n – 2の線形方程式はn未知数g"(xi)に存在します。

    「スプラインインターポラント」VIは、以下の式においてx0およびxn – 1で導関数の2つの式を計算します。

    以下の式について検証してください。

    初期境界値は式

    最終境界値は式

    これらの式では、初期境界値最終境界値は、それぞれx0およびxn – 1でのg(x)の最初の微分値です。初期境界値最終境界値が1030以上の場合、境界値上の2次導関数がなく、自然スプラインに対応する境界値条件をこのVIが設定します。

    このVIは、i = 0, 1, …, n – 1の場合のn の式からg"(xi) を解きます。g"(xi) はインターポラント出力です。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Interpolation\Interpolation Solver.vi