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解析自動化プロシージャを構成: 検索クエリ

  • 更新日2023-04-06
  • 6分で読める

検索クエリタブを使用して、テストまたは特定のトピックのデータを検索するために、検索クエリを定義します。

最初に、データフィルタを有効にするをクリックして、検索入力領域および検索結果リストを表示します。検索するのにいくつかの検索条件を作成し、ANDやORを使用して条件を接続します。インデックス付けされたデータのみが含まれるように、検索条件が自動的に追加されます。たとえば、特定のテスターからのデータを検索する場合、プロパティTest~Operatorを選択し、値Georgeを入力します。2番目の検索条件として、保存日時を選択できます。ただし、3か月以上前にさかのぼることはできません。チャンネルを検索すると、検索結果リストは過去90日間に特定のテスターが測定したすべてのチャンネルを表示します。DIAdem NAVIGATORと同様に、検索要求をロードして保存し、他の構成で使用できます。

解析スクリプトで検索したデータを処理します。比較解析では、解析スクリプトは取得されたすべての要素とともに1度呼び出されます。要素は、ファイル、チャンネルグループ、チャンネルのいずれかです。並行解析では、解析スクリプトは取得された各要素について個別に呼び出され、これはリストにはこの要素のみが含まれることを意味します。並行解析には他の取得された要素についての情報はありません。

解析自動化プロシージャでは、プロシージャに割り当てたDataFinderに対してこの検索クエリを使用します。

設定

  ボタン ダイアログボックスの一般的なボタンを説明しています。
  データフィルタを有効にする 解析するデータが特定の条件を満たす必要があるかどうかを指定します。この設定を有効にしないと、解析スクリプトのDataLinksプロパティは、解析自動化のwebインタフェースで指定されたデータソースのすべてのファイルを返します。
以下の設定は、データフィルタが有効な場合にのみ表示されます。
クエリを削除 検索入力領域で新規の検索クエリを削除します。
クエリをロード 保存した検索クエリをロードするダイアログボックスが開きます。
クエリを別名で保存 現在の検索クエリを保存するダイアログボックスが開きます。
名前検索条件の名前を指定します。これらの名前を使用して論理演算行にある検索条件にアクセスします。
レベル指定した値を検索する場所がチャンネル、グループ、ファイルのいずれであるかを指定します。
プロパティ指定した値の検索対象のプロパティを指定します。プロパティの入力セルには、基本プロパティのリストと、検索対象となっているタイプのすべてのカスタムプロパティが表示されます。このリスト内のあるプロパティのみが検索可能です。
演算子DataFinderが検索に使用する演算子を指定します。
DataFinderで検索される値を指定します。カスタムプロパティの値を検索する場合、データセットがそのカスタムプロパティを含む必要があります。日付/時間のカスタムプロパティを検索するには、それらのカスタムプロパティを最適化しておく必要があります。
ブランクを含むテキストを検索する場合は、列にブランクを入力できます。ブランクは、背景色がグレーで表示されます。
たとえば複数のファイル名を検索するのに複数の値をORで繋ぐことはできません。
ダイアログボックスを開く 関連する検索行でテキストを検索する場合、上級検索でテキストの表示ダイアログボックスが開きます。関連する検索行で整数値、数値、または日付/時間値を検索する場合、整数値、数値および日付/時間値の表示ダイアログボックスが開きます。これらのダイアログボックスは、基本プロパティおよび最適化済みのカスタムプロパティを検索する場合にのみ表示されます。
ファイルの検索検索を開始します。検索結果リストは取得されたファイルを表示します。
グループの検索検索を開始します。検索結果リストは取得されたグループを表示します。
チャンネルの検索検索を開始します。検索結果リストは取得されたチャンネルを表示します。
論理演算子入力行クエリ内にあるそれぞれの検索条件の論理演算子が表示されます。論理演算行は、検索入力領域内の検索条件に従って入力されます。C1、C2、などの名前は、それぞれの検索条件を表しています。各検索条件間の演算子は、論理演算行で変更できます。
検索結果検索されたファイル、グループ、またはチャンネルのリストが含まれます。

追加設定

検索要求 | パラメータ定義 | 解析スクリプト | 識別

プロシージャ

SystemLink TDMプロセスチェーンの定義 | TDMSファイル用のデータ準備プロシージャを定義する | XLSXファイル用のデータ準備プロシージャを定義する | 異なる階層表示を使用してインデックス付けされたデータを参照する | 解析自動化プロシージャーの構成を定義する