異なる階層表示を使用してインデックス付けされたデータを参照する
- 更新日2023-04-06
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SystemLink TDM > 異なる階層表示を使用してインデックス付けされたデータを参照する
ファイルシステムのツリー構造を参照する代わりに、データ自体やファイルシステム内のデータ保存形式を変更することなく、独自のビューを作成することができます。これには、インデックス付きのカスタムプロパティを使用して独自の階層を定義します。カスタムプロパティはファイルまたはチャンネルグループレベルのものでなければならず、タイプは文字列で、かつ最適化されている必要があります。SystemLink TDMとDIAdemの両方で、独自のデータビューを作成できます。
SystemLink TDMで独自の階層ビューを使用してデータインデックス作成インスタンスを構成する
- WebブラウザでSystemLink TDMを開き、ご使用のユーザ名とパスワードでログインします。
- データインデックス作成をクリックします。
- データインデックス作成インスタンスをクリックします。
- 新規→データインデックス作成を選択して構成ウィザードを起動します。
- 新規のデータインデックス作成インスタンスの名前として、たとえばMyNewDataFinderと入力します。
- 次へをクリックします。
- 検索領域の名前として、たとえばMySearchAreaと入力します。
- 参照をクリックします。
- フォルダC:\Users\Public\Documents\National Instruments\DataFinder\Dataを選択します。
- OKをクリックします。
- 次へをクリックします。
- MS SQLサポートを有効化ダイアログボックスが表示される場合は、このダイアログボックスを無効にします。このダイアログボックスは、グローバル設定で設定SQLサーバー設定が選択されている場合にのみ表示されます。
- DataFinder階層を使用を有効にします。
- ユーザ定義を選択し、参照をクリックします。
- C:\Users\Public\Documents\National Instruments\DataFinder\Model Hierarchy\operator_test.dfhを選択し、開くをクリックします。
- 次へをクリックします。
- ADVANCEDライセンスを選択します。
- 完了をクリックしてDataFinderインスタンスの初期構成を完了します。
- リストで新規に作成されたデータインデックス作成インスタンスを選択し、開始をクリックしてデータのインデックス作成を開始します。
作成したデータインデックス作成インスタンスとDIAdemを接続する
このデータインデックス作成インスタンスから接続データをファイルに保存し、このファイルを使用してDIAdemをインスタンスに接続するには、次の手順を実行します。
- 新規のデータインデックス作成インスタンスを選択し、SystemLink TDMのデータインデックス作成で接続→クライアント環境設定のエクスポートをクリックします。
- エクスポートをクリックします。SystemLink TDMの接続情報は、ファイル名の拡張子が.urfのファイルに保存されます。
- 表示されるダイアログボックスで、USI登録ツール ...の設定を選択し、OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
- 次のダイアログボックスを閉じます。
- クライアントコンピュータにURFファイルをコピーし、そのファイルをダブルクリックします。これは接続をDIAdemで使用可能にするためです。
- DIAdemを起動し、DIAdem NAVIGATORを開きます。
- グループバーのDataFinderをクリックし、DataFinderを開くボタンを選択します。DataFinderを開くダイアログボックスが開きます。
- リストから新規のデータインデックス作成インスタンスを選択し、OKをクリックします。階層表示を持つ接続には、_Hierarchyという接尾辞が付いています。
これで、定義した階層ビューでDIAdem NAVIGATORのデータを表示できます。
DIAdemで階層表示を作成する
データインデックス作成インスタンスの階層表示はDIAdemでも作成できます。そのためには、階層表示に使用するカスタムプロパティを持つ参照ファイルを使用します。DIAdemで階層表示を作成するには、以下の手順に従います。
- DIAdem SCRIPTを選択します。
- 設定→SystemLink TDM→DataFinder階層を選択します。
- アイコン参照ファイルを選択をクリックします。
- ファイルタイプをNational Instruments TDMストリーミング (*.TDMS)に変更します。
- ファイル<DIAdem Program Folder>\Examples\TDM Server configurations\Data\TR_M17_QT_42-1.tdmsを選択し、開くをクリックします。
- アイコン新規レベル下をクリックします。
- ファイルプロパティTest_Operatorを選択し、OKをクリックします。
- アイコン新規レベル下をもう一度クリックします。
- ファイルプロパティTest_Nameを選択し、OKをクリックします。
- DataFinder階層を別名で保存を選択して構成ファイルを保存します。
- データプレビューをクリックしてライブデータに対する新規の階層表示を使用します。データプレビューは、データインデックス作成に接続が存在している場合にのみ使用可能です。
| メモ 参照ファイルを使用する代わりに、アクティブなデータソースを選択ボタンをクリックして上記の説明と同じ手順で階層を変更すると、既存のデータインデックス作成インスタンスに接続できます。 |