NI CANブレークアウトボックスに関するよくあるご質問

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問題:
NI CANブレークアウトボックスに関するよくあるご質問です。

解決策:
このページで述べます多くのQ&Aにつきましては、NI-CAN Hardware and Software Manual (PDF) にも記載されています。さらに情報が必要な方は、合わせて参照してください。

製品ページはどこですか？またCANブレークアウトボックスの製品番号はいくつですか？
CANブレークアウトボックスについての製品ページはこちらからご覧いただけます。NIの製品番号は780041-01です。

CANブレークアウトボックスの仕様はどのようになっていますか。

• ハードウェア
  寸法.............................................横幅 8.079インチ x 高さ 4.259インチ x 縦 2.066インチ
  I/Oコネクタ..................................7つのCOMBICON 5ピンオスコネクタ (5.08mm)、7つのD-Sub 9ピンオスコネクタ
  重量.............................................385g
• 動作環境
  周囲温度.......................................0～55 °C
  相対湿度.......................................10～90%、不飽和状態
  (IEC-60068-2-1, IEC-60068-2-2, IEC-60068-2-56に準拠し試験を行いました)
• 保管環境
  周囲温度.......................................-20～70℃
  相対湿度.......................................5～95%、 不飽和状態
  (IEC-60068-2-1, IEC-60068-2-2, IEC-60068-2-56に準拠し試験を行いました)
  

 

CANブレークアウトボックスの定格電圧どのようになっていますか？
定格電圧は8～30VDCです。CANブレークアウトボックスに貼られておりますシールでもご確認いただけます。

終端抵抗はどこにありますか？
終端抵抗は左のDB9コネクタの後にあります。

CANブレークアウトボックスをマウントする方法はありますか？
はい、DINレールマウンティングキットを利用いただければ可能です。 キットに関しての情報は、ポータブルデータ収集デバイスのどのページからでもご覧いただけます。このキットの品番は779689-01です。 ポータブルデータ収集デバイスの商品ページの一例がこちらです。
http://sine.ni.com/nips/cds/view/p/lang/ja/nid/203224

CANブレークアウトボックスに電源供給は必要ですか？
CANブレークアウトボックス自体には不要です。電源入力端子はCANコネクタのPIN9に電源を供給するために使用されます。PIN9はCANバスの電源に利用可能です。バスに電力を供給する必要があるかどうかは、バス全体に依存します。利用しているCANデバイスもしくはネットワークの仕様書より、バスパワーが必要かどうかご確認ください。既にバスに電源供給がされている状況で、ブレークアウトボックスに電源供給することは推奨されません。CANバスに電源供給がされているかを確認するためには、すべてのCANデバイスをこのボックスに接続してください。LEDが点灯すれば、バスはすでに電源供給されており追加供給の必要のないことが確認いただけます。

他のソースからPIN9にすでにバスが電源供給がされている場合、パワーを加えることはできますか？
できません。ボックスからのパワーはPIN9に直接接続されているので、ふたつの異なるパワーを同一線につなぐことになってしまいます。電源供給はパワージャックもしくはバス外部から可能ですが、両方はできません。

どんなときに120Ωの代わりに60Ωの終端抵抗を使用しますか？
60Ωの終端抵抗は、非常に短いケーブルおよびバスであるときに必要です。 CAN終端については、技術サポートデータベース 3IABNOHS :Proper Termination for NI-CAN Hardware (High Speed, Low Speed and Single Wire) のページをご覧ください。

CANブレークアウトボックスはどのタイプのCAN物理層に対応していますか？
高速CAN,低速CAN,そしてシングルワイヤCANに対応しています。

CANブレークアウトボックスのねじ止め式コネクタの代替コネクタはどこで入手できますか？
ブレイクアウトボックス上部のコネクタに接続するカスタムケーブルをおつくりいただけるよう、7つのコネクタを用意しています。NIでは現在コネクタの個別販売は行っておりません。追加もしくは代替のコネクタが必要でしたら、他社にてお買い求めください。これらのコネクタはPhoenix Contact社のCOMBICONコネクタです。COMBICONコネクタには5.0mmと5.08mmの二種類があります。CANブレークアウトボックスでは、5.08mmのCOMBICONコネクタを使用しています。

CANブレークアウトボックスの安全仕様はどのようになっていますか？
NIのCANハードウェアでは下記の情報機器設備安全性の基準を満たしております。

• IEC 60950-1, EN 60950-1
• UL 60950-1, CSA 60950-1

メモ: ULと他の安全証明につきましては、製品ラベルもしくは 製品とサービス: Product Certification Siteを参照してください。ウェブサイトでは、製品名 (Model Number: PCI-8512など) もしくは製品群 (Product Line)で検索してください。

汚染度.....................................2
最高高度................................2,000 m
室内利用のみ。

電磁両立性について
本商品は計測・制御・実験用途の電気設備に関する電磁両立性基準について、以下の基準を満たしております。

• EN 61326 EMC requirements; Minimum Immunity
• EN 55011 Emissions; Group 1, Class A
• CE, C-Tick, ICES, and FCC Part 15 Emissions; Class A

メモ: 電磁両立性を最大限遵守するためには、製品仕様書にしたがって本製品をご利用ください。

安全性証明について
現在はCEマークと呼ばれております、欧州指令の重要な要求仕様を本製品は満たしております。

• 73/23/EEC; Low-Voltage Directive (safety)
• 89/336/EEC; Electromagnetic Compatibility Directive (EMC)

メモ:この情報は本製品の法令順守情報の適合宣言に基づいています。さらなる情報をお求めの方は、ni.com/certification を参照してください。

電気電子機器の廃棄について
本製品の使用後に、EUではすべてWEEE(Waste Electrical and Electronic Equipment)のリサイクルセンターに送られる必要があります。WEEEリサイクルセンターやNI WEEEイニシアティブについて、さらなる情報をお求めの方は、Product Life Cycle Website を参照してください。

関連リンク:

添付:





報告日時: 02/24/2009
最終更新日: 02/08/2017
ドキュメントＩＤ: 4UNFMNQ7