カメラの仕様に表記されている画素数と実際に集録できる画素数の違い



ハードウェア:

問題: カメラの仕様では解像度が、782X582のCCDとなっていますが、画像集録ボードを使用して画像を集録すると解像度は768X576になります。これはなぜですか?

解決策:

市販のカメラの多くはCCDを用いて画像を取得しています。CCDは、無効のピクセルを含んでいて、アナログ及びデジタルの画像集録ボードは、この無効のピクセルは無視するように設計されています。カメラによっては、無効のピクセルについての記載がある場合があるので仕様を確認してください。今回のカメラが、CCIRアナログ信号を生成している場合、この信号の標準規格は768X576のため、仕様に記載のあるCCDの解像度が782X582になっていても、768X576の解像度で集録されます。

一般に、デジタル接続のカメラは、出力画像の解像度の記述がありますが、アナログ信号を出力するカメラには出力画像の解像度の記述はありません。これは、NTSCやPALなどの規格ごとに標準の解像度が決まっているからです。



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報告日時: 12/25/2003
最終更新日: 11/22/2007
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