NI-DAQmxと従来型NI-DAQにおけるデバイス番号の違い



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問題: 従来型NI-DAQとNI-DAQmxでデバイス番号が異なるのですが、どういうことでしょうか?

解決策: Measurement & Automation Explorer (MAX)では、デバイスとインターフェースの項目でのデバイス番号を従来型NI-DAQとNI-DAQmxでそれぞれ別に持っています。また、アプリケーションにおいてのターゲットデバイスの指定に使用するフォーマットもこの二つのドライバおのおので異なります。

従来型NI-DAQドライバは1から16までの整数を使用してデバイスを定義しています。一方でNI-DAQmxドライバはデバイスを文字列で定義しており、デフォルトは"Dev1"です。このように二つのドライバでデバイスの定義の方法が異なるために、従来型NI-DAQではデバイス番号が2の場合に、NI-DAQmxでは"Dev1"という名前で認識されることがあります。

そのため、この二つのドライバを併用しているようなアプリケーションの場合、無意識のうちに異なるタスクから同じデバイスをターゲットに指定してしまう場合があります。そのような場合にはエラー -200324がNI-DAQmx関数のDAQmxタスクスタート.viから発生するか、エラー -10461が従来型NI-DAQ関数のAIグループ構成.viから発生します。これらのエラーは異なる二つのドライバが同じデバイスに対してアクセスしようとした場合に発生しますので、一度デバイスのリセットを行い、正しいデバイス番号が設定されているか再度確認を行って下さい。

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報告日時: 05/09/2003
最終更新日: 09/05/2004
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