Archived: 正しく設定してある DAQ ボードが、 DAQ ソリューションウィザードに認識されません。

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使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQ
使用ソフトウェア・バージョン: 5.0.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: この問題について、ある時はソリュ-ションウィザードのボタンが起動不能となり、ある時は起動したソリュ-ションウィザードから「計測デバイスが存在しません」のメッセージが表示されます。 しかし、計測デバイスは正しく設定されており、テストパネル内でも正常に動作します。

解決策: この問題の原因は Windows 内のレジストリに既存されてる LabVIEW のバージョン情報が間違っている為、NI-DAQ が違うファイルをインストールしたからです。 この問題を訂正するには以下の方法を試して下さい。 (「HKLM」を「HKEY_LOCAL_MACHINE」に入れ換えて下さい)

  1. LabVIEW のバージョンを確かめてください。 LabVIEW 内のメニューから ヘルプ≫LabVIEWについて... を選択しますと、新しく開いたウインドウの左下角にバージョンナンバーが表示されています。 例えば LabVIEW 5.x シリーズに有るバージョンは 5.0, 5.0.1, 5.0.1f1, 5.1, 5.1f1, 5.1.1 です。

  2. レジストリエディタを起動し (Win9x 内では スタート≫ファイル名を指定して実行...≫regedit 又は WinNT 内では スタート≫ファイル名を指定して実行...≫regedt32) 次のレジストリキーを捜します。
      \\HKLM\Software\National Instruments\LabVIEW\CurrentVersion\Version

    1. もしも、前述のレジストリキーにあるバージョンと現在利用のバージョンに fl の区別がある時(例えば 5.0.1fl を使用しているのに、レジストリキーは 5.0.1である場合)、必ず \\HKLM\Software\National Instruments\LabVIEW\CurrentVersion\VersionString のキーには正しいバージョンナンバーが書き込まれている事を確認して下さい(以上の例では VersionString のキーには 5.0.1fl です)。 NI-DAQ はこのキーで違うファイルをインストールする判断をします。

    2. もしも、レジストリキーのバージョンナンバーが現在利用している LabVIEW と同一していますと、次のステップに進んで下さい。

      注意1: もし も、LabVIEW 5.1 をインストールしますと、LabVIEW\CurrentVersion\Version のキーが上書きされます。

      注意2: LabVIEW.EXE ファイルの保存場所はある方法で探したします;しかし NI-DAQ のセットアッププログラムにはそのファイルの保存場所を指定することが出来ますので、必ず次のステップで正しいバージョンとそのプログラムの保存場所を入れて下さい。


  3. NI-DAQ のセットアッププログラムを起動して(スタート≫プログラム≫National Instruments DAQ≫NI-DAQセットアップ)、開発プラットフォームを選択のダイアログ内で正しい LabVIEW バージョンを選択して、DAQ サポートをインストールします。 (この時、Windows のレジストリから NI-DAQ が LabVIEW のバージョン番号を読み取ります)

  4. DAQ ソリュ-ションウィザードの正常動作を確める為、ソリュ-ションウィザードを LabVIEW の始動ダイアログで起動して下さい。

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    報告日時: 03/02/1999
    最終更新日: 10/06/2000
    ドキュメントID: 1J1A5ROL