SONY製カメラリンクカメラXCL-V500(X700)とのシリアル通信



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Professional Development System
ハードウェア: Image Acquisition (IMAQ)>>IMAQ - CameraLink>>PCI-1428, Image Acquisition (IMAQ)>>IMAQ - CameraLink>>PXI-1428, Image Acquisition (IMAQ)>>IMAQ - CameraLink>>PCIe-1429

問題: SONY製カメラリンクカメラXCL-V500(X-700)を使っています。このカメラはカメラリンクでの接続に含まれているシリアル通信を使って、コマンドの送受信を行い、設定の読み出しや変更ができるようなのですが、どのように行ったらいいですか?

解決策: IMAQ Serial Wirte.viとIMAQ Serial Read.viを使うことで、カメラリンクのシリアル通信を行うことができます。シリアル通信の通信設定はカメラファイルの中で行われていて、カメラがデフォルト設定なら、通信の設定を行う必要はありません。添付のサンプルを参照してください。

注意:
SONY XCL-V500(X700)をMAXで正しく動作させるためには、カメラファイルの中の終端文字が"ok\r\n"になっている必要があります。設定コマンドに対するカメラのレスポンスの場合は問題ないのですが、設定の読み出しコマンドの場合は、"ok\r\n"ではなく"データ\r\n"を戻すので、タイムアウトエラーが発生します。この問題を回避するためには、通信はプログラムでだけ行うことにして、MAXでのシリアル通信を行わないようにする必要があります。その場合、カメラファイルの終端文字を"\r\n"にして、MAXではシリアル通信を無効に設定する必要があります。また、通信の際の文字列については、カメラのマニュアルを参照し、レスポンスの文字列に合ったプログラムをするようにしてください。カメラファイルについては、以下のリンクも参照してください。

関連リンク:
SONY製のカメラリンク(Camera Link)カメラ、XCL-V500、 XCL-X700のシリアル通信の問題


添付:


SonyXCL-V500SerialSample.vi - SonyXCL-V500SerialSample.vi


報告日時: 03/28/2006
最終更新日: 03/28/2006
ドキュメントID: 3VRMU8V