LabVIEW Real-Time OSのUSBデバイスへの対応に関するよくある質問（FAQ）

ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers

問題:
LabVIEW Real-Time OSのプログラムでUSBデバイスを使用したいと思っていますが注意すべき点や制限などはありますか?

解決策:

以下はLabVIEW Real-Time OS のUSBデバイスへの対応に関するよくある質問（FAQ）です。

LabVIEW Real-Time OSはUSB接続をサポートしていますか？

LabVIEW Real-Time 8.6以降では、USBメモリや外付けハードディスクドライブなどのUHCI（低速）およびEHCI（高速）のUSBデバイスをリアルタイムターゲットのオンボードUSBハードウェアでサポートしています。ここでOHCIのUSBデバイスはサポートされていません。
USBデバイスのホットスワップはできますか？

はい、USBドライブはホットスワップ可能で、ドライブを取り外す前にシステムの電源を切る必要はありません。またUSBデバイスを取り外す前に特別なコマンドを実行する必要はありません。ただしファイルの読み込み/書き込み操作が実行中の USBドライブは取り外さないでください。
複数のUSBドライブを使用することはできますか？

リアルタイムターゲットのオンボードUSBハードウェアに複数のポートがある場合、複数のUSBドライブを扱うことができます。各USBドライブは、それぞれに別のドライブ名が割り当てられます。
リアルタイムシステムの内蔵ドライブを取り外して、外部USBドライブのみを使用することはできますか？

いいえ。全ての種類のリアルタイムシステムに対して内部ドライブを取り外して使用することは推奨されません。
LabVIEW Real-TimeOSでUSBのDAQデバイスを使用することはできますか？

LabVIEW Real-Time用のNI –DAQmxはPharLap Real-timeシステムでのみサポートされています。USB接続のCompactDAQデバイス（cDAQ-9172を除く）は、DAQmxの9.6以降およびLabVIEW Real-Timeモジュール2012以降のPharLapリアルタイムシステムでサポートされています。
外付けUSBドライブは、特定のファイルシステムでフォーマットする必要がありますか？

PXIはFAT32またはReliance（リライアンス）フォーマットをサポートします。VxWorksのReal-timeシステムはFAT32のみをサポートします。Linux RTはFAT32をサポートします（raw NANDデバイスについてはUBIFSも使用可能です）。