OpenID ConnectプロバイダのログとNI Webサーバのログを使用して、一般的な認証の問題を解決します。

これらのログは以下の場所にあります。
  • NI Webの最新のエラーログファイルを見つけるには、C:\ProgramData\National Instruments\Web Server\logs\error.current.logに移動します。
  • アプリケーションのログファイルを見つけるには、OpenID Connectプロバイダのドキュメントを参照してください。
表 10. 一般的なエラー
エラー 詳細 解決手順 エラーログの例
ログインしようとすると、SystemLinkは内部サーバエラーを返します。 このエラーは通常、以下の理由で発生します。
  • SystemLinkが、多数の要求を返している。
  • SystemLinkが、OpenID Connect共有メモリキャッシュの容量を超える値をもつ要求を返している。
  1. 管理者として、C:\Program Files\National Instruments\Shared\Web Server\conf\defines.d\を開き、50_mod_auth_openidc-defines.confを開きます。
  2. Define AUTH_OIDC_CACHE_ENTRY_SIZEを、エラーログで指定されたキャッシュエントリの必要サイズよりも大きい値に構成します。
oidc_cache_shm_set: could not store value since value size is too large
oidc_cache_set: could NOT store X bytes in shm cache backend for key Y
ユーザは、認証後にSystemLinkログインページにリダイレクトされます。 このエラーは通常、以下の理由で発生します。
  • プロバイダが、IDトークン管理に非対称暗号化アルゴリズムを使用している。また、プライベートキーが存在しないか間違っている。
  • プロバイダが、IDトークン管理にサポートされていない暗号化アルゴリズムを使用している。
  • プロバイダが、サポートされている暗号化アルゴリズムと署名アルゴリズムを使用していることを確認します。詳細については、「サポートされている署名および暗号化アルゴリズム」、およびプロバイダのドキュメントを参照してください。
  • プロバイダが非対称IDトークン管理暗号化を使用している場合は、以下の構成を確認します。
    • provider-issuer-uri.confファイル内のプライベートキー。
    • プロバイダのプライベートキーに対応するパブリックキー。

プライベートキーの構成については、「SystemLinkをOpenID Connectプロバイダに接続するように構成する」を参照してください。

パブリックキーの構成については、プロバイダのドキュメントを参照してください。

IDトークン管理での暗号化アルゴリズムの構成については、プロバイダのドキュメントを参照してください。

oidc_proto_parse_idtoken: oidc_jwt_parse failed