ディスクからサーバにファイルを転送する
- 更新日2025-12-03
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ディスクに格納されているファイルをクライアントからサーバに送信し、保存または処理をしたり、他のユーザがアクセスできるようにします。
使用するオブジェクト
SystemLinkのファイル転送および構成APIは、LabVIEW 2016以降の「データ通信」パレットにあります。
手順
クライアントで、ディスクからサーバにファイルを送信するために、VIに以下のダイアグラムを作成します。
灰色のセクションは、作成するプログラムの目的に応じて編集してください。

| 1 |
「Open Configuration」は、SystemLinkサーバ上のファイルサービスとの接続を開始します。 メモ SystemLinkサーバは、HTTPおよびAMQPの両構成をサポートします。 |
| 2 | 「Send」は、指定されたパスを使用して、アップロードするローカルファイルを検索します。その後、ファイルのデータをパケット単位で読み込み、ファイルサービスに送信します。その後、ファイルサービスはサーバ上にファイルを作成し、パケットをファイルに書き込みます。 |
トラブルシューティング
- ファイル転送中にクライアントが接続解除した場合は、ファイル転送を中止し、部分的に転送されたファイルがサーバで自動的に削除されるまで待機する必要があります。部分的に転送されたファイルがサーバで削除されてから、新規のファイル転送を開始します。
メモ 部分的なファイル転送が1時間以内に進行しない場合、サーバは自動的に放棄転送として扱い、ファイルを削除します。
- ファイルが大きすぎたり、メモリからであるためにファイル転送がタイムアウトした場合は、「Send Packet」を使用し、ファイル転送中に異なるパケットサイズを送信し、パケット転送のタイミングを管理します。
- ファイル転送の1時間のタイムアウト期間内に送信できるデータがない場合は、「Send Packet」を使用してゼロバイトのパケットを送信することによりファイル転送をアクティブに保ちます。
サンプルプログラム
プログラミング環境内から検索可能なサンプル:
- ファイルI/Oを同期
関連コンテンツ
- SystemLink API リファレンス
- メモリからサーバへファイルを転送する
メモリに格納されているファイルをクライアントからサーバに送信して、保存、処理、または他のユーザからのアクセスを有効にします。