事前定義プロパティとは、SystemLinkおよびSystemLink APIとともにインストールされる、ユーザ向けのキーと値のペアです。

これらのプロパティをコード内で呼び出して、SystemLink Webアプリケーションで資産、システム、タグ、テストの詳細領域にその現在の値を表示できます。
メモ 事前定義プロパティを削除したり、その動作を変更することはできません。SystemLinkデータサービスと対話するためにカスタムプロパティを作成する場合、名前の競合を避けるため、既存のプロパティを参照しないように留意する必要があります。

事前定義プロパティ

SystemLink Webアプリケーションで表示および操作できる事前定義プロパティの詳細については、以下の表を参照してください。

プロパティ 完全な名前またはキー 説明 API 値のサンプル
パス path タグリファレンスへのパス
メモ タグパスでは、ドット区切り文字を使用してパスの各構成要素を区切ります。たとえば、タグパスは <システム>.<ネームスペース>.<タグ>のようになります。
タグ 39a98f00-7200-461b-8a7r-e8c84dc3094d.Throughput_Test.status
現在の値 value タグの最新値 タグ June 04, 2019 2:34:04 AM CDT
最小集約値 min タグの最小値 タグ 0
最大集約値 max タグの最大値 タグ 69,905,949,604
平均値 avg タグの平均値 タグ 34,952,974,802
カウント count タグが値を生成する回数 タグ 11819
バッチシリアル番号 nitmBatchSerialNumber TestStandで複数のDUTまたはUUTのバッチに割り当てられたシリアル番号 テストモニタ 0123456789
シリアル番号 nitmSerialNumber TestStandで単一のDUTまたはUUTのバッチに割り当てられたシリアル番号 テストモニタ 1E28B2D
テストソケット指標 nitmTestSocketIndex テストソケットに関連付けられた指標付き番号 テストモニタ 4
テストソケット数 nitmTestSocketCount TestStandのテストシーケンスに含まれるテストソケットの合計数 テストモニタ 5
ソース nitmSource テスト結果を集録したソフトウェアアプリケーション テストモニタ niteststand
開始位置 nitmTestStandStartTime TestStandでテストの実行が開始した時間 テストモニタ 2019-04-29T14:37:26.467
テストプログラム nitmTestProgram テストステップを実行するテストプログラムの名前 テストモニタ Manufacturing Test.seq
プロセスモデル nitmProcessModel TestStandがDUTまたはUUTでテストを実行する方法を確立する一連の操作 テストモニタ Sequential
オペレータ nitmOperator テストの実施者 テストモニタ Administrator
バッチID nitmBatchId TestStandで複数のDUTまたはUUTのバッチに割り当てられた識別子 テストモニタ 1
システム名 nitmSystemName テストを実行するテストシステムの名前 テストモニタ VirtualBox--MAC-08-00-27-C1-70-57
ホスト名 nitmHostname デバイスに割り当てられた名前 テストモニタ localhost
製品番号 nitmPartNumber テストデバイスまたは資産に割り当てられた一意の番号 テストモニタ 154119E-01L
製品 nitmProduct 検査対象デバイスのタイプ テストモニタ cRIO-9030
value アラーム遷移の発生時、ユーザのチームが監視を開始した工程に関連付けられた値 アラーム 15
ミニオンID minionId クライアントシステムに関連付けられた一意の識別子
メモ アラームサービスをクエリすると、ミニオンIDがSystemLink Webアプリケーションのホスト名に変換されます。
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  • タグ
cRIO-9068--SN-190D5D5--MAC-00-80-2F-15-AF-CC