テストデータを構造化する
- 更新日2025-12-03
- 3分で読める
テストステップデータがテストモニタで正しく表示されるように、クラスタを作成してテストステップデータのプロパティを構造化します。
テストモニタは、TestStandデータモデルの表示のみをサポートしています。したがって、各プロパティに対してキーと値のペアをどのように構成するかによって、データがテストモニタで正しく表示されるかどうかが決まります。
使用するオブジェクト
- 配列連結追加
- 名前でバンドル
- In Place要素ストラクチャ
- 数値を10進数文字列に変換
- プロパティノード
- 要素をバンドル解除/バンドル境界ノード
- 名前でバンドル解除
手順
クライアントで、テストステップを構造化するためにVIで以下のダイアグラムを作成します。
作成するプログラムの目的に応じて、灰色のセクションを編集してください。

| 1 | 「test step in」制御器は、テストプログラムのテストステップです。プロパティノードは、テストステップからDataプロパティを読み取ります。 |
| 2 | 「step parameters」制御器は、テストステップのパラメータを提供します。「名前でバンドル解除」は、ステップパラメータの名前を返します。 |
| 3 | SystemLink Propertiesタイプ定義には、ステップパラメータプロパティを使用するために必要なキーと値のペア構造が含まれています。 |
| 4 | 「名前でバンドル」は、各ステップパラメータのキーおよび値を指定します。これらのキーと値のペアはテストモニタに表示されます。 |
| 5 | 「配列連結追加」は、ステップパラメータのすべてのキーと値プロパティを含む配列を作成します。 |
| 6 | In Place要素ストラクチャは、「要素をバンドル解除/バンドル境界ノード」および「配列連結追加」を使用して、test step inから取得したデータと、step parametersからのキーと値のプロパティをまとめてクラスタ構造を作成します。 |
| 7 | プロパティノードはクラスタを使用して、データをテストモニタに正しく表示します。 |
関連コンテンツ
- テスト結果を収集する
テストステップを作成して、テストデータおよび測定データを記録します。
- LabVIEWでのVI/関数のプログラミング