SystemLinkクイックインストールガイド
- 更新日2025-12-02
- 5分で読める
SystemLinkインスタンスをシングルシートライセンスでインストールし、構成します。このインスタンスを使用して、システムの管理とデータの操作を開始できます。
SystemLinkは、単一用途のWindowsサーバにインストールされます。
SystemLinkの動作に必要なシステム仕様は、ワークロードによって異なります。SystemLinkをインストールする前に、必要なすべてのデータ、ファイル、パッケージに対するシステムストレージの容量を見積もっておいてください。
メモ Amazon Simple Storage Service (S3) にデータを保存することもできます。S3を使用するようにSystemLinkを構成する方法については、「Amazon Simple Storage Service (S3) にファイルをアップロードする」を参照してください。
お使いのSystemLinkのライセンスサイズに基づいて、以下の仕様を満たす専用ハードウェアを用意してください。
| 仕様 | 小 | 中 |
|---|---|---|
| プロセッサ | 4個以上のコア | 8個以上のコア |
| RAM | 16 GB以上 | 32 GB以上 |
| ディスク容量 | 128 GiB以上 | 256 GiB以上 |
| 推奨されるAmazon EC2インスタンスタイプ | t3.xlarge | t3.2xlarge |
- SystemLinkをダウンロードして開きます。
-
アプリケーションソフトウェアのバージョン、アドオン、およびその他の項目を選択します。
メモ SystemLinkライセンスについて、以下のオプションを選択します。SystemLinkサーバライセンスでは、追加オプションを選択できます。
- NI SystemLinkコアサービス
- NI SystemLinkサーバ - ソフトウェア構成モジュール
- NI SystemLinkサーバ - JupyterHubモジュール
- NI SystemLinkサーバ - テストモジュール
- NI SystemLinkサーバ - 資産モジュール
- SystemLinkサーバのライセンス契約を確認して同意し、SystemLinkをインストールします。
-
NI License Managerでソフトウェアライセンスとアクティブ化状態を確認します。
オンラインまたはオフラインのアクティブ化を使用して、サーバのライセンスを取得できます。
-
安全な接続ができるようにSystemLinkを構成します。
- NI Webサーバ構成を開きます。
-
認証タブで、ログイン オプションを指定します。
これらのオプションは、ユーザがSystemLinkにログインする方法を制御します。管理者パスワードを設定して、SystemLinkへの管理者アクセスを許可します。管理者アクセスを許可しても、ユーザライセンスは使用されません。メモ 簡易ログイン設定を有効にするには、以下を指定します。
- Windowsアカウントからのログインを許可する
- ローカルユーザとActive Directoryユーザによるログインを許可する
LDAPサーバやOpenID Connectを経由した接続をユーザに許可することもできます。これらの構成の詳細については、『SystemLink Operations Handbook (操作ハンドブック)』を参照してください。
-
HTTPSタブで、セキュリティ証明書を指定します。
証明書は、Let's Encryptなどの認証機関、またはお客様のIT部門から取得できます。
メモ 証明書を生成する場合、NI Webサーバ構成ワークフローの「証明書署名要求を作成」を使用できます。このワークフローにより、証明書要求プロセスが合理化され、一般的なエラーが解消されます。 - NI Webサーバ構成を使用して証明書をインストールします。
- 適用をクリックします。
- SystemLinkを再起動します。
-
セキュリティ証明書で優先ホスト名が定義されていることを確認します。
- NI Webサーバ構成で、HTTPSタブに移動し、証明書を表示をクリックします。
- 証明書を表示ダイアログボックスで、詳細をクリックします。
- 詳細タブで、サブジェクト別名フィールドのホスト名とDNS名が正しいことを確認します。
-
SMTP設定を構成して、Eメール通知を有効にします。
- NI SystemLinkサーバ構成を開きます。
- NI SystemLinkサービスマネージャで、SMPTサービスを選択します。
- ホストを、利用するSMTPサービスアドレスに設定します。たとえば、ホストをoutlook.office365.comに設定できます。
- 残りのフィールドは、選択したSMTPサービスの必要に応じて構成します。
- テストEメールを送信して、設定が正しく構成されていることを確認します。
関連コンテンツ
- Amazon Simple Storage Service (S3) にファイルをアップロードする
受信したデータをAmazon Web Services (AWS) に保存するようにSystemLinkファイルサービスを構成します。
- SystemLinkをダウンロード
- Let's Encryptをダウンロード
- SystemLink Operations Handbook (操作ハンドブック)