LabVIEW Package Builderでパッケージを作成する
- 更新日2025-12-03
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クライアントにデプロイするパッケージをLabVIEWで作成します。
メモ VIをプロジェクトからパッケージに直接含めることはできません。VIをパッケージ化するには、ソース配布を作成する必要があります。
- LabVIEWのプロジェクトエクスプローラで、ビルド仕様を右クリックし、を選択します。
- 情報で、パッケージ名にパッケージに使用する名前を入力します。 パッケージ名は、すべて小文字で指定し、スペースは使用できません。パッケージマネージャと他のパッケージは、この名前を使用して、作成されたパッケージを参照します。
- ソースファイルで、インストールするファイルまたはビルド仕様出力を指定します。
- 出力先で、クライアントでパッケージをインストールする出力先フォルダを指定します。
- システム起動時にアプリケーションを実行させる場合は、ショートカットで、Windowsシステムのスタートアップメニューにショートカットを追加できます。また、ショートカットをWindowsのデスクトップまたはプログラムメニューに追加することもできます。 デフォルトで、Windows上のSystemLinkは、プロジェクト内のすべてのアプリケーションのショートカットをWindowsプログラムメニューに作成します。
- パッケージの下で、パッケージの表示名と概要を指定します。 表示名は、パッケージのインストール時にNI パッケージマネージャまたはSystemLink Webアプリケーションで表示されるものです。概要は、ユーザがパッケージをクリックして完全な説明を表示する前に表示される説明の最初の行です。
- 依存項目で、現在インストールされているパッケージの依存項目を指定します。
- 依存項目の関係を構成します。依存項目は、必須、推奨、または提案として定義し、バージョン範囲を指定します。
- 関連パッケージをインストールするときにパッケージをインストールするようにユーザに指示するには、拡張を選択します。
- バージョン情報で、パッケージのバージョンとユーザに表示するバージョンを指定します。 表示バージョンを削除すると、パッケージマネージャに完全バージョンが表示されます。
- 上級で、インストール時およびアンインストール時に、パッケージが実行ファイルまたはスクリプトを実行するように設定します。 たとえば、パッケージのインストールまたはアンインストールが、特定の処理が完了するまで待機するかどうかを指定できます。Linuxシステムでは、アプリケーションがスタートアップアプリケーションかどうかを指定することもできます。
- オプション: パッケージに新規のSystemLinkフィードを作成する場合は、フィードをクリックします。
- SystemLinkフィードにパブリッシュするの横にあるチェックボックスをオンにします。
- サーバの認証情報を指定します。
- SystemLinkフィードの名前と説明を指定します。
- ビルドをクリックします。 指定した保存先に、.nipkgファイル (Windowsの場合) または.ipkファイル (Linuxの場合) があることを確認します。
次に、パッケージをフィードに追加して、パッケージの他のシステムへの配布を開始します。パッケージを新規のSystemLinkフィードに直接パブリッシュした場合は、パッケージをクライアントにデプロイしてこのワークフローを完了します。
関連コンテンツ
- パッケージへのクライアントアクセスを有効にする
作成したパッケージをSystemLinkサーバにアップロードし、クライアントからアクセスできるようにします。
- パッケージをクライアントにデプロイする
作成したパッケージを含むフィードをSystemLinkクライアントに追加します。
- NI WebサーバでWebアプリケーションをホストする
他のユーザもアプリケーションを利用できるようにするには、ビルド出力を他のユーザからアクセス可能なWebサーバでホストします。